お茶を扱う業者にとって、今年は茶葉が不足しているだけでなく、さらに悲惨なことに品質も「例年を下回っている」という状況です。例年人気のいくつかの銘柄を今年は仕入れなかったのは、厳選した結果、基準に達していなかったためであり、信頼を守るためにやむを得ず見送りました。
特定の茶区をずっとお待ちいただいていたお客様には、申し訳ないとお伝えするほかありません。店長がいい加減な質の悪いお茶を適当に仕入れて販売することもできますが、それを飲んだらきっとご満足いただけないはずです。ここで強調しておきたいのは、有名産地だからといって必ずしも美味しいお茶ができるわけではないということです。今年は多くの有名産地で質の低いお茶が出回りました。しかも、こうした有名産地は品質が悪いからといって価格を下げるわけではなく、先ほどお伝えした「茶葉の不足」によって、産地価格はむしろ大きく高騰しています。
いくつかの商品が今回並ばない理由をご報告するとともに、「有名産地=美味しいお茶」という思い込みからぜひ抜け出していただきたいと思います。