茶磚(チャ・ジュアン:茶のレンガ)は、黒茶類に非常によく見られる成形形態で、プーアール茶磚、安化黒茶磚、チベット茶磚などが一般的です。茶磚が作られるようになった当初の目的は、輸送と保存のしやすさでしたが、後の熟成(後発酵)にも良い影響を与えることがわかりました。茶磚と茶餅は、黒茶の最も代表的な2つの固形化方法です。
黒茶は後発酵茶に属し、製造後の熟成期間が長いほど品質が向上します。そのため、茶葉の保存方法が非常に重要となります。プーアール茶、安化黒茶、チベット茶などの黒茶の多くが茶磚の形状で作られているのは、保存や輸送に便利であるだけでなく、茶葉の後発酵にも大きく役立つためです。現在でも散茶(バラの茶葉)の状態で流通する黒茶はありますが、主流はやはり茶磚や茶餅です。最高級のプーアール生茶の茶磚は非常に高価であり、飲み物としてだけでなく、コレクションの対象としても珍重されています。