台湾高山茶の適正価格とは?

ネットユーザーからのご質問:お茶屋さんでお茶を買おうとしたところ、高山茶の価格がバラバラで驚きました。梨山高山茶は500元から8,000元まで幅広く、400元の手摘み大禹嶺茶もあります。高山茶の価格はいくらくらいが妥当なのでしょうか?

高山茶の価格

台湾の高山茶の適正価格とは?

廖長興茶業からの回答:高山茶とは、標高1,000メートル以上の茶園で生産される烏龍茶を指します。高山茶は基本的に標高の高さが価値を左右します。標高が高いほど生産コストも上がります。標高の比較的低い高山茶区の場合、春茶や冬茶の生葉の価格は600 gあたり約150元で、約4.5 kgの生葉から600 gの荒茶が作られます。これに製茶工場のコストを加えると、原価は約800元前後となります。さらに標高の高い梨山などの地域ではコストがさらに跳ね上がり、お茶600 gあたりの製造コストは1,000元を超えてきます。

高山茶の価格

コストのほか、高山茶の生産量も販売価格を決定する重要な要因です。1,800メートルを超える高山地帯は生産量が少なく、価格も自然と高くなります。茶葉の供給が需要に追いついていないため、茶農家が価格競争をする必要もなく、こうした高山茶は価格が高めに設定されます。

2022年以降の状況を見ると、1,200メートル以上の阿里山高山茶の卸売価格は600 gあたり約1,300元、杉林渓高山茶は約1,400元となっています。梨山高山茶は生産量が最も少なく最も人気があるため、価格も一番高く、卸売価格は600 gあたり1,700元から、高いものでは5,000元に達します。

廖長興茶業の台湾高山茶の価格

当店におけるここ数年の販売価格をご紹介します。なお、当店の茶葉は100%台湾国内で生産・製造されたものです。

品名当店価格
杉林渓番仔田茶NT$1,800 / 600 g
竜鳳峡茶NT$2,800 / 600 g
翠峰茶NT$2,800〜3,000 / 600 g
奇莱山茶NT$3,000〜3,400 / 600 g
梨山新佳陽NT$3,200 / 600 g
華岡茶NT$3,400 / 600 g
碧緑渓茶NT$4,200 / 600 g
福寿梨山NT$4,000〜4,400 / 600 g
東眼山茶NT$2,000〜2,400 / 600 g
阿里山茶NT$1,400〜2,000 / 600 g
翠峰秋茶NT$1,500〜1,600 / 600 g
梨山秋茶NT$1,700〜2,000 / 600 g
東眼山秋茶NT$1,200〜1,400 / 600 g
高山茶の価格

まとめ

お茶屋さんやネットで600 gあたり500元の高山茶を見かけますが、コストの面から考えて本物である可能性はまずありません。台湾の高山茶は国内外で非常に人気があり、売り手市場となっているため、茶農家がわざわざ値を下げて売る必要もなければ、赤字で売ることもあり得ません。400元や500元という安価な手摘みの高山茶は、台湾産ではないか、あるいは低標高で機械摘みされたお茶の可能性があります。ご購入前によく確認されることをおすすめします。

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