| 収穫時期 |
春茶は毎年春、茶樹が冬の間にしっかりと休養をとった後に摘み採られる、その年最初の新芽です。そのため、風味豊かで濃厚な味わいが特徴です。 |
一方、冬茶は秋の終わりから冬の初めにかけて収穫されます。涼しい気候の中で茶樹がゆっくりと成長するため、葉肉が厚く香りが凝縮されており、まさに大自然が「時間をかけて丁寧に作り上げた」お茶です。 |
| 味わいの特徴 |
春茶は味わい深く、しっかりとした底力があり、濃厚な茶の香りが広がります。しっかりとした風味が好きな方におすすめです。 |
冬茶は香りが際立ちながらも繊細で、花のような香りや「冷韻(凛とした余韻)」を感じさせることが多く、まろやかで刺激が少ないため、上品で優しい味わいをお好みの方にぴったりです。 |
| 口当たり |
お湯を注ぐと厚みとコクがあり、口に含むと豊かな旨みが広がり、幾重にも層をなす味わいと力強い甘みの余韻(回甘)が楽しめます。 |
まるで軟水のように口当たりが滑らかで、爽やかかつ繊細。強い主張はなく、優雅さと冷韻が際立ちます。 |
| 外観 |
春茶は茎がややしっかりしており、葉も厚く、鮮やかな緑色が均一に揃っています。 |
色合いはやや淡く、荒茶(毛茶)には黄色みがかった葉が少し混ざり、色合いの均一さは春茶に比べてやや劣ります。 |
| 生産量と価格 |
春茶の生産量は年間の約50%を占め、流通量が多いため価格は比較的リーズナブルです。 |
冬茶の生産量は全体の20〜30%にとどまり、春茶よりもやや価格が高くなる傾向があります。 |