日月潭紅茶:台湾最高峰の紅茶産地台湾茶 / By 廖長興茶業 / 2026 年 9 月 28 日 日月潭紅茶は、台湾を代表する紅茶のひとつで、南投県魚池郷の日月潭エリアで生産されています。この地域は温暖で湿潤な気候と起伏に富んだ地形が特徴で、茶樹の栽培にとって理想的な環境が整っています。豊かな香りとまろやかな口当たりで知られ、台湾の十大名茶にも数えられています。 産地と特徴 日月潭紅茶の歴史は日本統治時代にさかのぼります。当時、インドからアッサム種(Assamica)が持ち込まれ、品種改良を経て「台茶8号(アッサム)」が選抜され、日月潭エリア特有の品種として定着していきました。心地よい蜂蜜のような香りと濃厚なフルーツ香があり、赤く輝く水色(すいしょく)と、コク深く長く続く余韻が特徴です。 地元の観光業の発展とともに茶葉の品質も向上し、日月潭紅茶の知名度と人気は大きく高まりました。1999年には「台茶18号(紅玉)」が誕生し、その濃厚な味わいと香りから、発表から数年で日月潭を代表する主要品種へと急速に成長。現地の栽培ブームを牽引し、現在では日月潭紅茶の半分以上を台茶18号が占めています。台茶8号や18号のほか、近年では台湾の野生茶や台茶21号、台茶25号なども加わり、日月潭紅茶のラインナップにさらなる広がりをもたらしています。 製造方法 日月潭紅茶の製造工程は、摘採、萎凋(いちょう)、揉捻(じゅうねん)、発酵、乾燥を経て行われます。まず一芯二葉または一芯三葉の茶葉を摘み取り、萎凋の後に揉捻を行い、茶葉の細胞を壊して香りを引き出します。次に重要なのが発酵の工程で、これが水色と風味を決めるカギとなります。最後に乾燥させて荒茶となり、特有の香りと味わいが完成します。 美味しい淹れ方 日月潭紅茶を淹れる際は、90°C〜95°Cのお湯を使用し、水150mlに対して茶葉3gの割合がおすすめです。抽出時間は3〜5分ほどで、お好みの濃さに合わせて調整してください。ストレートはもちろん、ミルクや砂糖を加えてもそれぞれの個性が楽しめます。