紅玉は別名「台茶18号」といい、茶業改良場魚池分所が育成した茶樹の品種です。ミント系大葉種(ビルマ種)と台湾の野生の山茶を交配・選抜して作られました。台湾の紅茶は日本統治時代に黄金期を迎えましたが、1970年代以降はコスト高から輸出が徐々に減少し、1980年以降は完全に衰退してしまいました。当時は日月潭周辺の茶畑もほとんどがほかの作物へと植え替えられました。しかし、1999年に台茶18号(紅玉)が発表されたことで日月潭周辺に再びお茶づくりの活気が戻り、紅玉はまさに文字通り「たった一つの品種で台湾紅茶の運命を変えた」と言えます。現在では、紅玉は台湾を代表する、最も生産量の多い紅茶品種となっています。