ポン風茶(東方美人茶)の由来

台湾では古くからポン風茶が生産されてきましたが、その由来には諸説あり、正確な定説はありません。一般によく知られているのは次のような言い伝えです。昔、ある茶園が害虫の被害に遭いましたが、茶農家は損失を諦めきれず、その茶葉を摘み取って街へ売りに行きました。すると、その独特な風味が評価されて高値で売却できたのです。故郷に戻り友人に話したところ、大風呂敷を広げている(ホラを吹いている)と疑われました。ここから「ポン風茶(ホラ吹き茶)」の名が世間に広まったと言われています。

東方美人茶(膨風茶)の由来

▲ポン風茶の茶葉(茶菁)。こんなにも地味な茶葉から、あまくて美味しいお茶が作れるなんて、「ホラ吹き茶」と呼ばれるのも納得です。

もう一つの説:今から100年前、ポン風茶は無名でした。ある英国の茶商人が偶然ポン風茶をイギリスへ運び、英国女王に献上したところ、見た目が美しくまるで美女のようであり、味も非常に美味しかったのです。女王は大変気に入り、「オリエンタルビューティー(東方美人茶)」の名を賜りました。これ以降、ポン風茶は広く知られる高級茶となりました。

どの由来が真実であるにせよ、ポン風茶が極上の台湾茶であることは間違いありません。1世紀以上も前に台湾各地で発展を遂げ、革新と変化を経て、非常に台湾らしい特色を持つお茶となりました。美味しいだけでなく、自然でヘルシーな製法で作られているため、昨今の健康志向にもぴったりマッチしています。農薬や人工的な香料の心配もなくお楽しみいただけるため、現代人の仕事やリラックスタイムに最適な飲み物です。

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