高山茶とは、標高1,000メートル以上の茶区で生産される烏龍茶の総称です。高冷地ならではの低い平均気温と大きな寒暖差、少ない日照時間により、茶葉はゆっくりと成長します。さらに、それぞれの茶区が持つ独自の「山頭韻(その土地ならではの香りや味わい)」が加わることで、爽やかな香りと心地よい余韻(回甘)を持つ烏龍茶に仕上がり、台湾で広く親しまれています。
現在、台湾における高山茶の主な産地は、南投の杉林溪および仁愛郷、台中市の和平区、そして嘉義の阿里山茶区です。中でも南投県は高山茶の生産量が最も多く全体の50%以上を占め、それに阿里山が続きます。梨山高山茶は生産量が最も少ないものの、標高最高2,500メートルという高地で生産されるお茶は、まろやかで後味が良く、最高品質として最も人気を集めています。