以前、お茶仲間から「なぜ華岡の畑を茶畑に改めないのか」と聞かれたことがありますが、理由は野菜の方が高く売れるからです。それに、キャベツはpH6〜6.5の土壌を好むため、農家はカキ殻粉や鶏糞堆肥を撒いてこの酸度を保ちます。一度カキ殻粉を撒くと土壌の酸度をなかなか下げることができませんが、茶の木は弱酸性の土壌を好むため、キャベツ畑を茶畑に変えてもうまく育ちません。畑を元の弱酸性に戻すには土を入れ替えるしかなく、それが非常に面倒なのです。そのため、そのまま野菜を育て続ける方がはるかに楽で、華岡でわざわざ茶畑に変えようとする人はほとんどいません。