大禹嶺高山茶のご紹介

大禹嶺は花蓮県内に位置し、南投や台中市にも近く、交通の要所であり紅葉の名所としても知られています。また、高品質な高冷野菜や果物の産地でもあり、大禹嶺高山茶は台湾茶の中の極品と称されています。大禹嶺の高山茶園の最も高い場所は約2,700mに達し、世界で最も標高の高いお茶の産地です。

大禹嶺高山茶(英語:Dayuling Tea)の茶園エリアは中横公路の97Kから105Kの間にあり、標高は約2,200m〜2,650mと、世界最高所のお茶の産地となっています。茶園の範囲は約10kmに及びますが、主要な茶園はわずか5つのみで、年間生産量は約1万kgです。その中でも、105Kと104Kの茶園は標高が最も高く、そこで生産される大禹嶺高山茶が最も人気を集めています。

この地域は合歓山に近く、年間を通じて冷たい風が吹き抜けるため、茶葉には独特の「山韻」が宿ります。さらに、年間平均気温が低く、昼夜の寒暖差が大きいことから、渋みが少なく甘みが強いのが特徴で、大変な人気を誇っています。収穫は春と冬の年2回のみで、年間総生産量はおよそ1万kgと非常に希少です。

大禹嶺高山茶のご紹介

▲大禹嶺高山茶の茶園エリア。点在する茶園が見て取れます。ここは標高2,200m以上の場所です。

近年は土地開発の制限により、大禹嶺高山茶の生産量を増やすことができない状況が続いています。2013年には林務局が茶園の土地の回収を始めたため、産地は縮小し続け、生産量も大幅に減少。将来的には大禹嶺高山茶が姿を消してしまう可能性さえあります。まだ大禹嶺高山茶を味わったことがない方は、ぜひ一度お試しください。その優れた山韻と豊かな甘みは、きっとご期待に応えられるはずです。

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