天目青頂茶は「天目雲霧茶」とも呼ばれ、臨安県の東天目山で生産される緑茶の一種です。天目青頂の特徴は、肉厚な葉と際立つ産毛、深緑色でツヤがあることです。お湯を注ぐと、澄んだお茶の色、一本一本開く茶葉、爽やかな味わい、そして長持ちする清らかな香りが楽しめます。
天目山は歴史ある茶の産地であり、明の時代から天目山の三宝として「お茶、干し筍、ペカンナッツ」が記録されており、その中でもお茶が最も有名です。茶聖・陸羽の『茶経・八之出』には、「杭州の臨安、于潜の二県は天目山に生ずること舒州と同し」と記されています。現地の温暖な気候、栄養豊富な腐植土に加え、年間250日もの霧の日数に恵まれて良質なお茶が生産され、現在でも非常に人気を集めています。