冬片茶の価格相場は?高山の冬片は必ず平地より優れているのか?

ネットユーザーからの質問:冬片茶は口当たりがとても独特で、冬茶と高山茶のどちらの魅力も持ち合わせていると聞きました。一度飲んでみたいのですが、ネット通販では600 gあたりNT$400のものから、600 gあたりNT$1,500やNT$3,000の梨山高山冬片まであります。冬片茶の価格はいくらくらいが妥当なのでしょうか?また、梨山冬片の方が美味しいのでしょうか?

冬片茶の価格

冬片茶の価格帯

廖長興茶業:冬片茶は暖冬の時期にしか収穫できないお茶です。ここ数年はやや収穫量が増えているものの、依然として希少なお茶です。手摘みの冬片茶の場合、約2.4 kgの茶葉(生葉)から600 gのお茶が作られます。これに製茶費用や流通コストを加えると、600 gあたりの原価は約NT$700となります。茶農家と茶商がそれぞれ3割の利益を上乗せする場合、茶農家がNT$1,000、茶商がNT$1,300で販売するのが妥当な価格帯と言えます。高品質な冬片の中にはNT$2,000以上で販売されるものもありますが、それが妥当かどうかは人それぞれの価値観によるでしょう。

梨山高山の冬片は、平地の冬片より必ず優れているのか?

そんなことはありません。近年は台湾でも暖冬が多いですが、梨山のような標高1,700メートルを超える高山では、北東の季節風が吹き始めると茶樹が冬眠状態に入り、茶葉が急速に木質化してしまいます。木質化した茶葉は栄養分が急激に失われるため、それで作られた冬片は「品質が極めて悪く」なります。このようなお茶は細かな砕けが多く、淹れても味わいが薄いため、購入はまったくおすすめしません。通常の状況下では、標高800メートル以下の茶園で採れる冬片の方が、収穫量においても品質においても高山のものより優れています。

冬片茶の価格

なお、ネット通販で600 gあたりNT$400で販売されている冬片茶は、手摘みではコストがまったく合わないため、機械摘みである可能性があります。購入前に産地や製法を詳しく確認することをおすすめします。また、販売価格がNT$1,500の冬片茶についても、品質が良ければ妥当な範囲内と言えます。

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