梨山茶の標高はどれくらい?本当に2,700mもあるの?

お茶好きの皆さんからよくいただく疑問が「梨山茶の標高はどれくらい?」というものです。市場に出回る梨山茶の標高は平気で2,600mや2,700mとうたわれますが、聞き流しておいてください。梨山茶の茶園は最高でも2,500mちょっとで、現在台湾に2,600mを超える茶園はもうありません。

梨山茶の標高はどれくらい?

本当に2,700mを超える梨山茶園はあるの?

ありません。梨山の集落(1,960m)を中心に、梨山茶区の標高は1,450mから2,490mの間に位置しており、その中で最も高い茶園は福壽山農場にあります。南投県内も梨山茶区の範囲に含める場合、最も高い地点は標高2,520mの華岡水源頭となります。

市場の売り手が、自分の売る梨山茶は標高2,700mの茶園のものだと言っている場合、それは誤記か誇大広告のどちらかです。台湾において、人が管理している茶園で標高2,700mを超えるものは記録にありません。

では、なぜ2,700mという話があるの?

高標高のお茶は低温環境でゆっくりと成長するため、茶葉内の風味成分がしっかりと蓄積されます。そのため「高ければ高いほど良い」という考え方がよくマーケティングに使われます。これが、市場の梨山茶が平気で2,200mや2,700mと謳われ、みんなが目を引いて売りを増やそうとする理由です。

梨山茶の標高はどれくらい?

ですので、今度「梨山茶2,700m」と耳にしても、聞き流して真に受けないようにしましょう!高標高なのは確かに入手の利点ではありますが、品質は結局のところ茶園の管理や製茶技術にかかっているのであって、標高が最も重要というわけではありません。

お買い物カゴ