お茶の最初の1煎目は捨てるべき?プロが教える誤解の真実お茶の淹れ方 / By 廖長興茶業 / 2026 年 9 月 29 日 お茶初心者からよくある質問の一つ「お茶の最初の1煎目は捨てるべき?」。お茶によって製造環境や製法、農薬の使用状況が異なるため一概には言えませんが、台湾茶に関しては、最初の1煎目を捨てるのは慎重になりすぎたもったいない行為です。 お茶の最初の1煎目は捨てるべき?台湾茶の基準から見る 最初の1煎目はよく「温潤泡(お湯慣らし)」と呼ばれ、主な目的は茶葉の表面のホコリを洗い流し、茶葉を開かせることにあります。世間で言われているもう一つの理由は、過剰な農薬の残留を洗い流し、後から抽出するお茶をより安全に健康的に飲むためだと言います。しかし、本当にお茶の最初の1煎目は捨てるべきなのでしょうか? 台湾茶の場合、製茶環境は実際非常に清潔で、ホコリの量も多くありません。さらに台湾茶は農薬の規制が厳しく、茶葉の農薬の多くは脂溶性で水に溶けません。ごく一部の水溶性農薬についても、溶出量は極めてわずかです。実験によると、健康に影響が出るほどの農薬を摂取するには、一度に90リットルものお茶を飲む必要があるという結果が出ています。 捨ててしまうとかえってもったいない お茶に含まれる有益な成分、例えばポリフェノールやビタミンなどは、最初の1煎目に最も豊富に含まれており、通常は1番おいしく淹れられる一杯でもあります。もし最初の1煎目を捨ててしまうと、茶葉の栄養成分を無駄にするだけでなく、最もおいしいお茶を味わうチャンスをも逃してしまいます。そのため、「お茶の最初の1煎目は捨てるべき?」という疑問に対して、台湾茶においてはその必要はありません。 どのようなお茶なら最初の1煎目を捨てるべき? 国によって製茶基準や農薬の使用基準は異なります。安全性が確信できない場合は、最初の1煎目を捨てましょう!また、プーアル茶などのように独特の古びた香り(陳香)があり、保存状態によってはカビが生えたり、保管の過程で雑菌が発生したりすることもあるお茶では、最初の1煎目を捨てる必要性があります。