高山茶は標高が高ければ高いほど美味しい?

結論から先に言いますと、「いいえ」。標高が高ければ高いほどお茶が必ず美味しいとは限りません!

店長がこれまでに仕入れた中で最も標高が高いお茶は、大禹嶺104Kの茶畑です(余談ですが、皆さんは105Kが一番高いと思われがちですが、実は104Kなんです)。標高は2,700メートルに迫ります。これまで買った中で最も高価な高山茶も、その年の104Kの大禹嶺でした。卸値だけでNT$4,000もしました(余談その2、隣の105Kはその時NT$12,000もしていました)。そのお茶があまりにも美味しかったので、店長は自分用に1袋記念として取っておいたほどです。

高山茶は標高が高いほど必ず美味しいのでしょうか?

標高はお茶の品質に影響するでしょうか?もちろん影響します!茶農家が積極的に高山でお茶を育て、茶商が大金を叩いて買い付けるのは、いずれも高標高のお茶に対する評価の表れです。茶農家と茶商は品質に最も敏感な人たちであり、行動とお金で投票するということは、標高がお茶の品質にプラスの影響を与えていることを意味します。

しかし、だからといって高標高のお茶が「必ず」良いとは限りませんし、高山茶が平地のお茶に「必ず」勝つわけでもありません。お茶の品質に影響を与える要素はあまりにも多く、茶畑の管理、製茶設備、製茶技術、茶畑の立地、天候などが含まれます。標高はそのうちの1つにすぎず、どのプロセスであっても一つでもミスがあれば、どんなに標高が高くてもお茶は台無しになってしまいます。

高山茶は標高が高いほど必ず美味しいのでしょうか?

先ほどの話に戻りますが、ある年の茶の季節に大禹嶺で1ヶ月間雨が降り続けたことがありました。その年の茶樹の茎は細長く葉は薄く、おまけにすべて雨の中摘み取ったお茶になってしまい、出来上がった品質は「悲惨」としか言いようのないものでした。その年は平地のお茶が大禹嶺のお茶を負かしたのです。

高山茶は標高が高いほど必ず美味しいのでしょうか?

しかし、店長が長年お茶を買い付けてきた中でも、こうしたケースは稀です。恵まれた自然環境に加え、高山茶は利益率が高いため、茶農家も茶園の管理や製茶工場の設備、技術スタッフへの投資に前向きです。そのため、やはり高山茶の勝ち目が大きいと言えます。

店長は茶葉の買い付けの際に標高も参考にしますが、それが一番の決め手になることは決してありません。店長が茶葉を選ぶ際、最も重視するのは茶園の管理状態です。同じ標高であれば管理が行き届いているものを優先するのは言うまでもありませんが、たとえ500メートルの標高差があったとしても、管理の行き届いた低標高の茶葉が、高山茶に勝つことは十分にあり得ます。

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