茶樹品種:台茶10号

台茶10号(TTES No. 10)は、台湾の茶業改良場が育成した品種で、父本にジャイプリー(Jaipuri)、母本に黄柑を用いた人工交配により誕生しました。1975年に台茶10号と命名され、夏季の紅茶づくりに適した品種です。

茶樹品種:台茶10号

台茶10号(TTES No. 10)は、父本であるインド大葉種のジャイプリー(Jaipuri)と母本の黄柑を人工交配させて育成されました。茶の木によく見られるもち病に対して優れた抵抗性を持ち、紅茶を製造する際の品質や収穫量において強みがあります。

国家文化記憶庫より転載:台茶10号は以下の優れた特性を持っています。花蓮瑞穗の茶産地において、台茶10号はすべての試験品種の中で生葉の収量が最も高く、もち病に対して明確な耐性を示し、夏季に製造される紅茶は品質が優れています。その他の特性として、葉の色は鮮やかな緑色でやや黄色みを帯び、葉の面積は小さく、内側への折れ込みが強く、側脈が明瞭でその角度が大きいことが挙げられます。台茶10号は品質と収量のバランスが良く、もち病への耐性もあり、花蓮瑞穗の茶産地での栽培に適しています。

台茶10号に対する私たちの見解

1975年は台湾が紅茶や緑茶を輸出しいていた時代であり、台茶10号は緑茶および紅茶の製造に適していました。しかし1980年以降、台湾の茶市場は軽発酵烏龍茶へとシフトしたため、台茶10号は主流には合わず、栽培量は多くありませんでした。写真は4月初旬に新店区の文山農場で撮影した台茶10号で、収量は中程度、生育状況は標準的です。

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