天池茶区は福壽路沿い、華岡へ向かう道中にあります。標高はおよそ2,490メートル。空気が薄く、日照時間が短いうえ、昼頃には霧が立ち込めることが多く、さらに高標高であるため茶樹の成長が非常にゆっくりです。平地の春茶は3月に収穫できますが、ここは6月まで待たなければなりません。そのうえ、寒さのために茶葉が凍傷を負うこともしばしばです。しかし、だからこそここで育つ茶葉には、重厚な冷涼感(冷礦味)と豊かな山の気配(山韻)が宿ります。店長の知る限り、福壽山農場の天池茶は近年、「入荷すればすぐに売り切れてしまう」状態が続いています。