ネットユーザーからの質問:生茶と熟茶はどうやって見分けたらいいですか?お茶を買うとき、お店の人から生茶、半生茶、熟茶などと紹介されます。熟茶のほうがまろやかでコクがあり、生茶のほうがさっぱりしているように感じるのですが、ずっと疑問に思っていました。生茶と熟茶の違いは何で、どうやって見分ければいいのでしょうか?
長興茶行:こんにちは。茶葉は荒茶(毛茶)に製茶された後、水分量を減らして輸送や保存を便利にするために、もう一つの工程が加えられます。この工程を「焙煎(焙火)」と呼びます。焙煎には大きな2つの機能があり、1つは水分量を減らすことで、お茶の輸送をしやすくし、保存性も高めることです。もう1つは茶葉の風味を変えることで、焙煎を経た茶葉は性質が変わり、味わいに奥行きが増し、よりコクが出ます。
焙煎は時間や温度によって、軽めと重めがあります。私たちは焙煎しない、または軽めの焙煎のお茶を「生茶」と呼び、中程度の焙煎、重めの焙煎のお茶を「熟茶」と呼びます。生茶は本来の味わいに近く、つまり清らかな香りと甘みが特徴です。一方、熟茶はよりまろやかでコクがあり、生茶に比べて何煎も長く楽しむことができます。焙煎が強いお茶は、炭のような香りが感じられ、口当たりもより深みがあります。
では、生茶と熟茶のどちらが美味しいのでしょうか?実は個人の好みによります。先ほどお話ししたように、熟茶のほうがコクがあり、後味の甘みが戻ってきます(回甘)。生茶のほうが香りが清らかです。もしコクのあるお茶が好きなら、中・重焙煎のお茶を選びましょう。本来の味が好きなら、生茶がおすすめです。現在の台湾茶市場を見ると、清香型(爽やかな香り)のお茶が人気で、文山包種茶や高山茶などが通常は生茶として作られています。しかし、熟茶のまろやかな味わいも、多くの人々に愛されていますよ。