連続晴天茶:モンスター級の極上茶を作るための重要な秘訣5

雨の日に収穫された茶葉の品質が良くないことは誰もが知るところです。『茶経』にも「雨あれば採らず、晴れればこれを採る」とあるように、茶葉は晴天の日に収穫してこそ良質になります。しかし、最高のお茶は晴天に収穫するだけでなく、「連続した晴天」の日に収穫してこそ、品質がさらに一段と向上するのです。

好天気が続いた日の茶葉

なぜ雨の日のお茶は美味しいお茶にするのが難しいのか

製茶師は通常、雨の日の製茶を嫌がります。収穫コストが高いことに加え、最大の理由は萎凋が困難だからです。内側も外側も雨を含んだ生葉は萎凋により長い時間を要し、その後の工程も遅れ、製茶プロセス全体がコントロールしにくくなります。そのため、どれほど優れた製茶師であっても、雨の日のお茶の品質を晴天のお茶と同等にするのは難しいのです。

雨の日に美味しいお茶ができにくいもう一つの理由は、雨天時は通常、加温による萎凋しか行えない、つまり日光を利用した日光萎凋ができないため、茶葉の香りやコクが劣ってしまうからです。

晴天のお茶なら必ず良いとは限らない?

前日に大雨が降り、翌日が快晴だった日に作られたお茶も、必ずしも良いとは限りません。主な原因はやはり萎凋に関係しています。茶葉の外側は乾いていても、生葉の内側には水分がたっぷり残っているため、萎凋は依然として困難を極めます。したがって、茶葉の品質は当日だけで判断することはできず、数日前の雨がその後の数日間の品質にも影響を与え続けるのです。

なぜ連続晴天茶こそが最高なのか?

数日間の晴天が続くと土壌が適度に乾燥し、茶樹が余分な水分を吸収しなくなるため、茶葉内部の水分量も一定のレベルまで減少し、この段階を経てようやく萎凋(いちょう)の作業がスムーズに進みます。萎凋が順調に行われれば、製茶師は後の炒葉(ちゃよう)や揉捻(じゅうねん)の工程により多くの気力を注ぐことができ、お茶の品質はさらに高まります。

もう一つの連続晴天茶のメリットは、製茶師が日々の製茶作業の中で、前日の成果に基づいて製造工程を微調整できる点です。例えば、萎凋時間の増減、炒葉の温度、乾燥時間の調整などを行い、通常であればお茶の品質は日に日に向上していきます。連続晴天時は茶葉の品質が安定しているため、製茶師が毎日微調整を重ねることで、その茶葉が持つ最高のポテンシャルを引き出すことができます。もし途中で雨が降ってしまうと、そこからまた調整をやり直さなければなりません。だからこそ、連続晴天の時こそ「モンスター級」の極上茶が生まれやすいのです。

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