長興茶行の大禹嶺高山茶はなぜ高い?

お茶好きの方からのご質問:前回そちらで大禹嶺高山茶を購入しましたが、品質がとても良く、すっかりファンになりました。先日、街を歩いていたところ、ほかのお茶屋さんでも販売しているのを見かけたのですが、そこでは大禹嶺高山茶が600 gあたりわずかNT$1,200で売られていました。なぜこんなに価格が違うのでしょうか?どちらも大禹嶺のお茶なのに、価格に6倍もの差が出るものなのでしょうか?

長興茶行:董様、お問い合わせいただきありがとうございます。大禹嶺高山茶は台湾で最も標高の高い場所で作られる高山茶です。標高2,200メートルからという過酷な高山環境のため茶葉の生産コストが高く、製茶や販売にかかる費用を合わせると、大禹嶺高山茶の生産コストは600 gあたりNT$1,500を下りません。そのため、平地のお茶に比べて販売価格がかなり高くなってしまいます。

長興茶行の大禹嶺高山茶の価格が高いのはなぜ?

▲標高が高く、価格も高くなる大禹嶺高山茶。

また、大禹嶺高山茶は生産量が非常に少なく、100Kから105Kまでのすべての茶園を合わせても、年間生産量はわずか10,000 kgです。この10,000 kgは台湾国内だけでなく、中国、日本、欧米の茶商からも求められており、常に供給不足の状態が続いています。高いコスト、少ない生産量、そして大きな需要が重なるため、大禹嶺高山茶の価格は数ある高山茶の中でも最高値となっています。通常、春茶の卸値だけでも600 gあたりNT$4,000以上となり、冬茶はさらに高くなります。もしあるお茶屋さんの価格が600 gあたりわずかNT$1,200だとしたら、間違いなくコスト割れしているはずです。

長興茶行の大禹嶺高山茶の価格が高いのはなぜ?

▲管理が難しく、生産量も少ない高山茶。

長興茶行の大禹嶺高山茶が他のお茶よりも高価な理由は、主に最高標高の茶園で生産された茶葉を仕入れているからです。この茶園の標高は2,700メートルに達し、喉ごしが抜群で、その優れた品質が価格にも反映されています。董様にご理解いただけますと幸いです。また、毎日美味しいお茶を楽しめますよう心よりお祈り申し上げます。

2022年追記:大禹嶺の茶畑はその大部分が伐採されており、現在、春茶と冬茶の年間生産量は合わせて約3,000 kg(5000台斤)となっています。廖長興茶業では現在、大禹嶺茶の販売を行っておりません。

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