鴨屎香という名前の由来はとてもユニークです。茶樹が育つ土壌と深く関係しています。鳳凰鎮の鳳渓坪坑頭村には、地元の人々から「鴨屎土(アールーシトゥ=アヒルのフンの土)」と呼ばれる土があり、ミネラルが豊富な黄色い土壌です。この土で育ったお茶は格別な香りを持つため、茶泥棒からこのお茶を守るために、地元の茶農家があえて「鴨屎香」という変わった名前をつけたという言い伝えがあります。意外なことに、この名前は敬遠されるどころか、お茶好きの間で徐々に広まっていきました。専門家が語感の悪さを気にして、2014年に正式に「銀花香単叢(ぎんかこうたんそう)」と命名したものの、「鴨屎香」という名前の個性が際立っているため、今でもこの古い名前の方がよく使われています。