黄枝香単叢:鳳凰単叢の十大香型

黄枝香は鳳凰単叢茶の茶樹品種の一つで、葉の形が団樹の葉に似ていることから、当初は「団樹葉」と呼ばれていました。長年の育成と改良を経て、葉の形がより楕円形で幅広になったため、「大葉香」とも呼ばれています。香りがクチナシの花に似ていることから、一般的に「黄枝香」と呼ばれるようになりました。

黄枝香単叢

黄枝香単叢の産地

鳳凰単叢茶は中国の名茶であり、烏龍茶に属します。主な産地は広東省潮州市の鳳凰山区です。鳳凰山の独特な地理環境が数々の優れた茶樹品種を育んでおり、黄枝香はその中でも最も人気のある品種の一つです。耐旱性に優れ適応力も高く、市場での評価が高く価格も良いことから、鳳凰の茶産地では栽培が積極的に奨励されており、現在の生産量は産地で常に上位3位に入っています。

黄枝香単叢

外観の特徴

黄枝香単叢茶の外観は独特で、茶の条索(茶葉の形状)はしっかりと撚り合わされて力強くまっすぐ伸びており、色沢は黒褐色でツヤがあります。この独特な外観は、優れた製茶技術だけでなく、茶葉の高品質をも物語っています。黄枝香は葉の形が楕円形で幅広く、単位面積あたりの収量も非常に高いのが特徴です。(上の写真は黄枝香の茶葉(茶菁)で、葉が大きく楕円形をしています)

黄枝香単叢

味わいの特徴

黄枝香単叢茶はその独特な香りで親しまれており、お茶の湯にはクチナシの花のような香りがはっきりと漂い、香りが顕著で持続性があります。飲むと口当たりが爽やかで、濃厚な山韻(山の気配を感じさせる味わい)があり、強い甘い余韻(回甘)が続きます。香りが非常に高いタイプの茶樹品種です。

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