投稿者名:廖長興茶業

冬の翠峰茶区

店長はこの2日間、また翠峰茶区に行ってきました。梨山茶区と同様に、しっかりと管理されている茶園では冬の基肥の施肥がすでに終わっており、あとは茶樹がゆっくりと栄養を吸収し、十分なエネルギーを蓄えるのを待つばかりです。そうすることで、春茶の時期に圧倒的な勢いが生まれます。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 今回翠峰を訪れた際も、見事に管理された茶園をいくつも見つけました。施肥量が本当にすさまじく、他所が化成肥料をひと掴みまいておしまいにするのに対し、ここでは高価で良質な大豆粕の肥料を使い、さらに茶園のオーナーいわく春茶の時期までに追肥をあと3回行うとのことです。こうした茶園管理の苦労を甘く見てはいけません。大豆粕の肥料は1袋30 kgあり、1甲(約0.97ヘクタール)の畑に200袋もまくというのは、本当に重労働です。追肥の分はまだ計算に入れていませんからね。店長は、こうした懸命に働く茶園のオーナーたちに心から感服します。 以前、ある翠峰の茶園オーナーから、「1シーズン」の肥料代だけで40万〜50万元かかる聞いたことがあります。皆さん、聞いて驚きでしょう!プレミアムなお茶というのは、こうして作られているのです。同じ翠峰茶区であっても、お茶の注文が閑散としている製茶工場があれば、行列を作ってでも買い求められる工場があるのはそのためです。美味しいお茶は、日々のたゆまぬ努力と、肥料代を惜しまないこだわりがあってこそ生まれるものなのです。 冬の翠峰では摘み取れるお茶はありませんが、景色は相変わらず素晴らしいです。今回は、冬の翠峰茶区の美しい風景写真をお届けします!

1月18日 年前最終発送日のご案内

ただいま1月17日の夜8時です。 お茶好きの皆様に再度お知らせいたします。明日1月18日が年内最後の発送日となります。それ以降のご注文につきましては、お正月休み明け(1月25日)以降の発送となりますのでご了承ください。 明日はたくさんのご注文が予想されます。確実にお届けするため、できるだけ午後4時までにご注文いただけますようお願い申し上げます。宅配業者の集荷が午後5時に最終便を迎えるため、遅い時間のご注文では梱包が間に合わない恐れがございます。皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。 追記:一昨日の蘇花公路の通行止めは、現在復旧しております。花蓮にお住まいのお客様も今すぐご注文いただけます!

最後の注文分を発送いたしました

お茶愛好家の皆様、ありがとうございます。1月18日分の最終発送分を午後5時にすべて発送完了いたしました。宅配便でのご注文は明日のお届け予定、コンビニ受け取りは2~4日後、香港へのご注文は2~4日後のお届けとなります。 これから1月24日まで年末年始の休業となりますので、ご注文の際はご注意ください。この期間中にいただいたご注文は、1月25日より順次発送いたします。もし1月30日まで仕事始めではない場合は、1月30日以降の到着指定も可能です。ご注文時にご希望の到着日時を備考欄にご記入ください。 この1年間、お茶愛好家の皆様からの温かいご支援をいただき心より感謝申し上げます。皆様の新しい年が健康で素晴らしいものとなりますようお祈り申し上げます! /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

高山茶産地に水不足の危機

ここ最近、台湾南部で水不足が深刻化していますが、中部のお茶産地も状況は同じように厳しく、和平区、仁愛郷、竹山鎮、梅山郷、竹崎郷でも雨が少ない状態が続いています。3月は高山茶の新芽が出る時期であり、このまま雨が降らなければ、春茶の品質や収穫量に大きな影響が出てしまいます。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 2021年の100年に一度の大干ばつは今でも記憶に新しく、店長も各茶産地で茶樹が枯れていく光景を覚えています。高山茶の茶園の多くには灌漑設備がありますが、それでも水源が不足するため、節水を強いられたり、時間帯を区切って給水したりする必要があります。茶樹が枯れるだけでなく、水不足は新芽の出方を悪くし、成長の不揃いをもたらし、結果として早い段階での開花や老化を招きます。さらに、肥料が分解されず、茶樹が栄養を吸収できなくなってしまいます。そのため、干ばつに見舞われた茶季のお茶は、どうしても品質が落ちてしまうのです。 当時、多くの製茶工場が水源不足に悩み、収穫量も品質も大きく落ち込んでしまいました。しかし、水源確保にしっかりと投資していた製茶工場もありました。そうしたところは品質に大きな影響が出なかっただけでなく、他農家の品質や収穫量が落ちた分、自分たちの販売がむしろ順調に進むことになりました。やはり日頃の茶園管理や設備投資は本当に大切だと痛感させられます。普段はあまり役に立っていないように思えても、いざという時に大きな差が出るものですね。 店長も現在、各茶工場の水事情について情報を集めているところですが、今回の春茶でもきっと美味しいお茶が見つかると信じています。ただ、やはり雨に恵まれてほしいところです。2021年の時のように美味しいお茶が急騰してしまうと、店長としても正直頭が痛いところですからね。 追記:写真は茶園の灌漑設備です。皆さんは、貯水タンク、スプリンクラー、引き込み配管一式でいくらかかると思いますか?ぜひ予想してみてくださいね~

マレパ(馬烈霸)吊り橋頭茶(5月7日摘み)は完売いたしました

マレパ(馬烈霸)吊り橋頭茶(5月7日摘み)は完売いたしましたヾ(●゜▽゜●)♡マレパ(馬烈霸)吊り橋頭茶(5月7日摘み)は完売いたしましたヾ(●゜▽゜●)♡マレパ(馬烈霸)吊り橋頭茶(5月7日摘み)は完売いたしましたヾ(●゜▽゜●)♡ 皆様、ありがとうございました! /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

高山茶畑の水やりで現れた虹

茶畑がしっかり管理されているかどうかは、以下の写真をご覧いただければ一目瞭然です。数百万元を投じた灌漑システムは、干ばつ時に真価を発揮します。ご覧の通り、水しぶきの中に虹までかかりました。こんな環境で育つお茶が、美味しくならないわけがありません。 丁寧に管理を行っている茶農家は現在大忙しです。灌漑作業だけでなく、茶樹の剪定も行い、春茶が美しく健やかに育つように整えています。茶農家がこれほど頑張っているのですから、お茶屋である私たちも負けていられません。頑張ります! /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

トルコ地震/921大地震/梨山の農地

先日、梨山の農地について話しました。現在、梨山の農地には大きく分けて2種類あります。1つは原住民保留地で、もう1つは退役軍人(榮民)に払い下げられた土地です。福壽山農場の周辺や中横公路の沿線には、この2種類目の農地が数多くあります。 かつて台湾政府は退役軍人を梨山に入植させ、その後、開墾した梨山の土地を彼らに払い下げました。梨山で栽培される野菜や果物は収益性が高いため、これらの土地の価値もうなぎ登りになりました。現在では1甲(約0.97ヘクタール)あたり年間100万〜200元の賃料がつくことも珍しくなく、多くの退役軍人の二世は家賃収入だけで何不自由ない生活を送っています。 しかし、梨山の農地にもかつて「全く買い手がつかなかった」時期がありました。それは1999年の #921大地震 の時です。中横公路が通行止めになり、当時は「今後二度と梨山に出入りできなくなるのではないか」という不安から、多くの地主が土地を叩き売りしました。当時は1甲あたり100万元ちょっとで買えたほどで、まさに歴史的な大暴落価格でした。その後の状況は皆さんもご存じの通り、道路は完全に寸断されることはなく、土地の価格も1甲あたり1,000万元以上にまで高騰しました。 店主の知人である何人かの茶農家や野菜農家は、まさにその時期に安値で買い付け、今や誰もが億万長者となっています。本当に羨ましい限りですが、あの地震の最中にあえて逆張りで買いに走った胆力には心から感服します。 一昨日(2月6日)、トルコ東部で2度の大地震が発生し、多くの台湾人のつらい記憶が呼び起こされました。トルコは921大地震の際、すぐに救援隊を台湾に派遣してくれました。大切な友人である彼らが今回の困難を乗り越えられるよう、心から祈っています。トルコとシリアの地震被害がこれ以上拡大しないことを願うばかりです。

高山茶園の追肥作業中

パンデミック、戦争、インフレの影響により、ここ数年で物価が急騰しています。台湾では最近卵不足も発生し、味付け玉子(茶葉蛋)は1個NT$13にまで値上がりするなど、本格的なハイインフレの時代が到来したようです。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 物価が上がり続けるにつれて、茶園管理のコストも上昇し続けています。人件費の高騰はもちろんのこと、以前少し触れた肥料の値上がりも止まりません。大豆粕の肥料は、何年か前までは1袋300元ほどでした。茶葉の品質向上に非常に効果があるため、使う人が増えるにつれて価格も安定して上昇し、3年前には400元に値上がりしました。ここ数年のパンデミック、戦争、インフレのもとでさらに急騰し、現在では1袋600元余りになっています。 一昨日、お茶農家から聞いた話では、価格が高騰しているだけでなく、今年は早めに注文しないと手に入らないとのことです。卵だけでなく、お茶に使われる大豆粕肥料までもが品薄の波から逃れられないようです。 値上がりと品薄のため、「施肥量を減らす」という選択をする農家もいます。しかし、品質にこだわる農家は最大限の肥料の量を維持しようと努力しつつ、コストを考慮してさまざまな工夫を凝らしています。例えば、以前は肥料屋さんに茶園まで配達してもらっていたのを自分で取りに行ったり、肥料をまく際に土をかぶせて流出しづらくしたり、あるいは少量ずつ回数を増やして吸収率を高めたりしています。工夫を凝らしてインフレに立ち向かう、こうした農家からお茶を買うべきだと心から思います。肥料はお茶の品質を左右する要であり、決してケチることはできないのです。 高山茶の農家では施肥作業が続いており、現在は「追肥」の時期となっています。高山の春茶は元肥のほかに何度か追肥を行い、成長に必要な栄養分を補給します。店長が選定しているのは、いずれも2〜3回追肥を行っている茶園です。そうして育った春茶こそが、旨味と栄養がしっかりと詰まったお茶になるのです。 /*! elementor-pro – v3.10.1 – 09-01-2023 */ .elementor-gallery__container{min-height:1px}.elementor-gallery-item{position:relative;overflow:hidden;display:block;text-decoration:none;border:solid var(–image-border-width) var(–image-border-color);border-radius:var(–image-border-radius)}.elementor-gallery-item__content,.elementor-gallery-item__overlay{height:100%;width:100%;position:absolute;top:0;left:0}.elementor-gallery-item__overlay{mix-blend-mode:var(–overlay-mix-blend-mode);transition-duration:var(–overlay-transition-duration);transition-property:mix-blend-mode,transform,opacity,background-color}.elementor-gallery-item__image.e-gallery-image{transition-duration:var(–image-transition-duration);transition-property:filter,transform}.elementor-gallery-item__content{display:flex;flex-direction:column;justify-content:var(–content-justify-content,center);align-items:center;text-align:var(–content-text-align);padding:var(–content-padding)}.elementor-gallery-item__content>div{transition-duration:var(–content-transition-duration)}.elementor-gallery-item__content.elementor-gallery–sequenced-animation>div:nth-child(2){transition-delay:calc(var(–content-transition-delay) / 3)}.elementor-gallery-item__content.elementor-gallery–sequenced-animation>div:nth-child(3){transition-delay:calc(var(–content-transition-delay) / 3 * 2)}.elementor-gallery-item__content.elementor-gallery–sequenced-animation>div:nth-child(4){transition-delay:calc(var(–content-transition-delay) / 3 * 3)}.elementor-gallery-item__description{color:var(–description-text-color,#fff);width:100%}.elementor-gallery-item__title{color:var(–title-text-color,#fff);font-weight:700;width:100%}.elementor-gallery__titles-container{display:flex;flex-wrap:wrap;justify-content:var(–titles-container-justify-content,center);margin-bottom:20px}.elementor-gallery__titles-container:not(.e–pointer-framed) .elementor-item:after,.elementor-gallery__titles-container:not(.e–pointer-framed) .elementor-item:before{background-color:var(–galleries-pointer-bg-color-hover)}.elementor-gallery__titles-container:not(.e–pointer-framed) .elementor-item.elementor-item-active:after,.elementor-gallery__titles-container:not(.e–pointer-framed) .elementor-item.elementor-item-active:before{background-color:var(–galleries-pointer-bg-color-active)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed .elementor-item:before{border-color:var(–galleries-pointer-bg-color-hover);border-width:var(–galleries-pointer-border-width)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed .elementor-item:after{border-color:var(–galleries-pointer-bg-color-hover)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed .elementor-item.elementor-item-active:after,.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed .elementor-item.elementor-item-active:before{border-color:var(–galleries-pointer-bg-color-active)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed.e–animation-draw .elementor-item:before{border-left-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-bottom-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-right-width:0;border-top-width:0}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed.e–animation-draw .elementor-item:after{border-left-width:0;border-bottom-width:0;border-right-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-top-width:var(–galleries-pointer-border-width)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed.e–animation-corners .elementor-item:before{border-left-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-bottom-width:0;border-right-width:0;border-top-width:var(–galleries-pointer-border-width)}.elementor-gallery__titles-container.e–pointer-framed.e–animation-corners .elementor-item:after{border-left-width:0;border-bottom-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-right-width:var(–galleries-pointer-border-width);border-top-width:0}.elementor-gallery__titles-container .e–pointer-double-line .elementor-item:after,.elementor-gallery__titles-container .e–pointer-double-line .elementor-item:before,.elementor-gallery__titles-container .e–pointer-overline .elementor-item:before,.elementor-gallery__titles-container

梨山に「早春茶」はありません

お茶好きの皆様、梨山、福壽山農場周辺、そして大禹嶺に早春茶はありません。早春茶が採れるのは中・低標高の茶産地だけで、標高1000mを超える茶畑の茶樹が冬眠から覚めるのは2月に入ってから。春茶が出回るのは、どうあがいても3月末以降になります。標高2000mに達する梨山ならなおさらです。 梨山に早春茶がないことは、お茶に詳しい方ならご存知のはずですが、初心者の方はご存じないことが多いようです。こうした誤解が生まれるのは、多くの同業者が販売しているせいでしょう。店長も2月にネットオークションで見かけましたし、街の実店舗でも山のように売られています。あちこちに「梨山早春茶」があふれているのに、なぜか本場の梨山だけは見つかりません(笑)。 本当に早春茶をお探しなら、南投の名間郷、鹿谷、竹山鎮といった中・低標高の茶産地(だいたい標高600m以下の茶畑)で収穫されています。1000m以上の茶畑で早春茶が出ることはまずありません。ふと思ったのですが、竹山鎮には「不知春」と呼ばれる場所があり、番仔田の茶産地に行く途中に必ず通ります。ここの早春茶はとても有名ですよ。 ちょうど数日前に梨山で写真を撮ってきました。標高1600mから2100mの茶畑ですが、早春茶どころか、まだ新芽すら出ていません。写真は3月13日と14日に、梨山的新佳陽と福壽山農場の近くで撮影した茶樹です。これで早春茶が摘めるように見えるでしょうか? 余談ですが、昨年中部横貫公路の78km地点にある霊甫橋付近で土砂崩れがあり、この区間は現在も復旧工事中で、通行できるのは火曜日のみとなっています。昨年の冬茶は土砂崩れの影響で徳基ダム経由の迂回ルートを通ることになり、遠回りしたせいで品質が大きく落ちてしまいました。春茶のシーズンまであと2か月もありませんが、また同じことにならないといいのですが。

農場サイドの秋茶(8月2日収穫)は完売いたしました

お茶好きの皆様、こんばんは!農場サイドの秋茶(8月2日収穫)、おかげさまで一袋残らず完売いたしました。通常、秋茶の在庫は5〜6月頃まで販売できるようご用意しているのですが、こちらの農場サイドの秋茶は2月という早さで売り切れてしまい、嬉しい誤算となりました。皆様、本当にありがとうございます! ここ数日、南部では水不足が深刻で、台南や高雄で水不足の危機が生じています。中部にある南投、台中、雲林、嘉義の茶産地でも、実際の降水量はあまり多くありません。水が不足すると収穫量に影響が出るだけでなく、お茶の品質にとっても非常にマイナスです。最大の理由は肥料が分解されず、茶樹が十分な栄養を吸収できないため、できあがったお茶の味が落ちてしまうことにあります。店長はこの数日、茶産地を巡ってきましたが、梨山であれ、翠峰であれ、竹山であれ、茶農家の共通の悩みは「雨不足」でした。どうか天候に恵まれ、今後は順調に雨が降り、2021年の春茶のような干ばつ危機が再び起きないことを願うばかりです。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

茶園の灌漑システム

茶園の灌水システム:とびきり美味しいお茶を作るための重要な秘訣 6

灌水システムは茶園管理において非常に重要な要素であり、店長が上質な茶園において「なくてはならない」設備と考えているものです。降雨量の少ない高山茶の産地において、灌水システムのない茶園が良質なお茶を生産できる確率は極めて低いです。 茶園の灌水システムは良質な茶葉に不可欠な設備 高山茶の茶園において灌水システムが極めて重要な理由は、高山の降雨量が非常に不安定だからです。梨山を例に挙げると、雨は主に5月から9月に集中しますが、春茶の生育期(3〜4月)や冬茶の一部生育期(10月)にはほとんど雨が降りません。生育期に水不足になると、茶葉の成長品質に深刻な悪影響を及ぼします。そのため、お茶の品質を追求する茶園の管理者は「必ず」灌水システムを設置します。優れた灌水システムには次のような役割があります。 茶樹の日常的な水分要求を満たす。 萌芽期にたっぷりの水分を供給する。これにより茶葉が順調に芽吹くだけでなく、短期間で一斉に顔を出すため、収穫時の大きさを揃えることができます。大きさが揃った茶葉(茶菁)は、製茶の品質において非常に重要です。萌芽期の雨のめぐりが悪いと、大きさや新旧のバラつきがある「公孫葉」と呼ばれる状態になってしまいます。 肥料の吸収には水が欠かせません。安定した継続的な灌水がなければ肥料は分解されず、土壌に分解された後も、茶樹へ持続的な水分供給がなければ、茶樹は水分を吸収する際に肥料を体内に取り込んで活用することができません。そのため、途切れない安定した水がなければ、茶樹は肥料をうまく吸収することができないのです。 ただし、高山茶の産地に灌水システムを設置するのは実際になかなか大変です。まず、傾斜地という地形の問題から、設置コストがかなり高くなります。次に、水源の確保が容易ではない点です。最もシンプルな貯水タンクでさえ十数万元以上の費用がかかり、さらに導水管、スプリンクラーなどの設備や設置費用を合わせると、数十万から百万元を超えることも珍しくありません。茶園のオーナーの中には、こうした費用を負担しきれなかったり、面倒くさかったりという理由で、灌水システムの設置をせず、天候だけに頼る選択をする人もいます。 茶商である店長の視点から見ると、高山茶を買い付ける際、完璧な灌水システムが備わっているかどうかを重要な判断基準の一つにしています。水不足の茶葉は成長が不均一になり、肥料の栄養分も吸収されにくいため、品質を最高潮まで高めるのは困難です。生育期に十分な雨に恵まれない限り、店長は灌水システムのある茶葉しか選びません。 灌漑システムを見れば、管理者がどれだけ茶園の管理に心を砕いているかがわかります。十分な水源を確保するため、何キロも離れた場所から多額の費用を投じて水を引く茶工場もあり、導水パイプラインだけでも数百万円(NT$)の費用がかかります。同じ茶産地や収穫条件であっても、管理者によってお茶の品質にこれほど大きな差が出るのは、まさにこれが理由です。

ウクライナ戦争と茶葉の販売

ロシア・ウクライナ戦争が勃発して丸1年が経ちました。本格的な軍事衝突により、台湾茶の肥料や輸送コストが大幅に高騰し、販売にも大きな打撃を与えています。中でも最も影響を受けているのは、やはり東歐地域です。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} コロナ禍前の2019年、2020年頃、店主は東欧からの注文が急に「増えた」ことに気づきました。誰かが東欧で台湾茶を広めてくれたのか、あるいは店主のお茶がどこかの茶葉コミュニティで高評価を受け、お茶好きの間で口コミが広がったのだろうと推測していました。しかし、喜んでいたのも束の間、コロナが猛威を振るい、多くの国際路線が運休となって注文は一気に半分に。そして今度はロシア・ウクライナ戦争が起き、注文はさらに激減してしまいました。 中でも一番減ったのはもちろんロシアです。経済制裁の影響でPayPalもクレジットカードも使えなくなり、注文は文字通りゼロになってしまいました。近隣のポーランド、チェコ、ハンガリーもほぼゼロに近い状態です。もともと安定していた西欧からの注文すら3分の1に減少してしまいました。戦争による先行き不安から、皆でお茶などの嗜好品にかける費用を抑えているのだと推測しています。 コロナが落ち着くにつれて、西欧からの注文は徐々に正常に戻りつつあると感じていますが、東欧やドイツからの注文はいまだに底値圏で低迷しており、おそらく戦火が収まるのを待つしかなさそうです。店主としては非常に残念でなりません。注文が取れないことはさることながら、台湾茶を東欧に広める絶好のチャンスを失ってしまったことが本当に大きな損失です。一刻も早くロシア・ウクライナ戦争が終結することを祈るばかりです。戦争に勝者などおらず、台湾の茶業までもがその被害を被っています。 注:上記は冬の奇莱屯原および静観集落の美しい風景写真です

228連休期間の出荷停止のお知らせ

お茶愛好家の皆様、こんばんは!農場サイドの秋茶(8月2日摘み)は、一袋も残らず完売いたしました。通常、秋茶の在庫は5月、6月頃まで持つよう用意しているのですが、こちらの農場サイドの秋茶は2月ですでに売り切れてしまい、予想をはるかに超える反響に本当に感謝しております! ここ数日、南部では水不足が深刻化しており、台南や高雄で渇水危機が起きていますが、中部南投、台中、雲林、嘉義の茶産地も実際にはあまり雨が降っていません。水不足は収穫量に影響するだけでなく、茶葉の品質にとっても非常にマイナスです。最大の原因は肥料が分解されず、茶樹が十分な栄養を吸収できないため、仕上がるお茶が美味しくなくなってしまうことです。店長はこの数日、茶産地を巡ってきましたが、梨山、翠峰、竹山など、どこも茶農家の共通の悩みは「雨不足」です。どうかお天気恵まれ、今後順調に雨が降り、2021年の春茶のような干ばつ危機が再び起きないことを願うばかりです。 /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

ヒノキやイチョウを植えた茶畑の茶葉は品質が良い?

時々お客様から、イチョウの木やリンゴの木の下で育てたお茶を扱っているかと尋ねられます。店長が気になって聞いてみたところ、お客様はそのようなお茶にはイチョウやリンゴの香りがすると耳にしたそうです。それを聞いてひっくり返りそうになりました。イチョウの木ってすごく臭いませんか?ヽ(o^▽^o)ノ /*! elementor – v3.10.0 – 09-01-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 店長の考えでは、茶畑に木を植えることは品質にとって大きなマイナス要因となります。なぜなら、木が養分や水分、日光を奪い合ってしまい、茶の木に十分な栄養と光が行き届かなくなるため、茶葉の品質に悪影響を及ぼすからです。それなのに、なぜわざわざ茶畑に木を植えるのでしょうか?こうしたケースの多くは土地にまつわる問題が原因です。例えば、林地で茶を栽培していたり国有地を占有していたりする場合、公的機関が介入すると、農家は形だけでも木を植えてごまかし、行政側も目をつぶるため、茶畑の真ん中に木が生えているような光景が生まれるのです。 ヒノキは成長が遅く、茶の木への影響が比較的少ないため最も人気があります。ただ、木陰が厚いので頻繁に剪定しなければならないのがデメリットです。もう一つはイチョウで、ヒノキよりも成長が遅いうえに冬には葉がすべて落ちるため、剪定の手間が省けて観光面での効果もあり、近年ではイチョウを植えるのが比較的流行しています。 茶畑の間に木を植えることには少なくないデメリットがあります。茶の木の養分を奪い、管理の妨げになるだけでなく、最大の問題は茶の木に当たる日光を遮ってしまうことです。その結果、一部の茶葉が「徒長」したり「成長が遅くなったり」してしまいます。こうした茶葉は風味が劣り、通常の茶葉と混ぜて製茶の段階で萎凋や水分調整を行うと、仕上がりにばらつきが出てしまいます。その結果として、茶葉全体の品質を引き下げてしまうのです。 また、これとは別に「果樹を植える」ケースもあります。これは大半が作物の転換期によるもので、例えばもともとのビンロウ畑(古坑や梅山あたりにたくさんあります)やナシ・リンゴ畑を茶畑に切り替える際、果樹の下に茶の木を植えてスムーズに移行しようとするものです。この状況はイチョウやヒノキを植えるよりもさらに悪く、果樹と茶の木で必要とする土壌の酸度(pH)が大きく異なるため、果樹と茶葉を同時に育てると、最終的にはどちらの作物も品質が落ちてしまいます。 茶園管理の観点から言えば、茶畑は日当たりが良く、木陰が少なく、風通しの良い場所がベストです。茶畑の合間に木が植えられていると、美味しいお茶ができる確率はグッと下がってしまいます。茶畑の中に木がある場合、どれほど標高が高くても、どれほど肥料をたくさん与えていても、店主としては関わらないようにしています。

最大の減点ポイント「公孫芽」

今年の阿里山茶の産地は干ばつに見舞われ、生育の遅れや収穫量の減少だけでなく、多くの茶畑で茶葉の生育ムラや「公孫芽(こうそんが)」が発生しています。今年の公孫芽はおそらくここ20年で最悪の状況と言えるでしょう。 /*! elementor – v3.12.1 – 02-04-2023 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 公孫芽とは茶葉の生育が不揃いになり、古い葉(おじいちゃん)と若い葉(孫)が混ざり合う割合が高すぎる状態を指します。写真(図2)をご覧いただくと、新芽の出方が揃っていないのがはっきりと分かります。同じ茶の木(図3)であっても、やっと芽が出始めたものもあれば、すでに開葉(老葉)しているものもあり、これが深刻な公孫芽です。 自然の条件下では、古い葉と若い葉が混在するのはよくあることで、茶農家は剪定やたっぷりの灌水を行って茶の木が一斉に芽吹くようにし、これによって公孫芽の割合を大幅に減らしています。今年は雨不足に加え、十分な灌水ができなかったため、公孫芽の問題が特に深刻化しました。 公孫芽は茶葉の品質において「最大の減点ポイント」です。老葉と若葉が混ざった状態で製茶しても良い品質にはならず、水分調整や萎凋(いちょう)のタイミングが合わず、最終的には全体の品質低下を招いてしまいます。公孫芽に対する唯一の解決策は「分けて収穫する(分批採)」ことです。つまり、まず成熟した葉や老葉を収穫し(図4と図5はすでに収穫を済ませた状態です)、若葉は大きくなってから収穫します(紅茶や白茶に加工し直す人もいます)。しかし、この方法は茶摘み職人にとっても製茶職人にとっても非常に手間がかかり、それに伴ってコストも膨らむため、製茶工場のオーナーも歓迎しません。店長のような茶商の立場から言っても、公孫芽のある茶葉は品質が上がらないため、茶商としても好ましくないのです。 今年は干ばつと水不足により、多くの茶園で不揃いな芽(公孫芽)が発生しています。南へ行くほど被害が深刻で、茶産地によっては不揃いな葉の割合が半分を超えるところもあり、それはつまり摘採に適した葉が半分にも満たないということです。このような茶葉で質の良いものを作るのは非常に困難です。公孫芽の茶樹の写真を何枚か掲載しますので、今年阿里山茶をご購入される際の参考にしてみてください。

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