「大紅袍」という名前の由来については、広く知られている2つの説があります。1つ目の説は、古代の書生(秀才)にまつわるものです。伝えられるところによると、この書生が都での官吏登用試験(科挙)に向かう途中に武夷山を通りかかった際、病に倒れました。地元の高齢の僧侶に救われて治療を受け、お茶を一包み譲り受けました。書生は都で試験に合格して状元(トップ)に選ばれ、このお茶で皇后の病気を治したことから、皇帝から褒賞を受けました。状元は感謝の気持ちを表すため、武夷山に戻り、皇帝から賜った赤い衣装(大紅袍)を母樹に掛けました。それ以来、これらの茶の木は「大紅袍」と呼ばれるようになりました。