お茶の「K」の意味とは?産地+数字+Kが持つ意味を徹底解説

台湾高山茶を初めて手にされる多くの方が、「大禹嶺100K」「碧緑渓90K」「梨山83K」といった、数字とKの組み合わせに疑問を持たれます。この「数字+K」の組み合わせはいったい何を意味しているのでしょうか?Kとは何なのか、そして数字にはどんな意味があるのでしょうか?

「K」の本当の意味:道路のキロ程を表す

「K」とは、道路の「キロメートル(Kilometer)」のことで、特定の起点からどれだけ離れているかを示す距離標(キロポスト)のことです。「地名+距離+K」というお茶の銘柄の付け方は、中横公路(台8線)、特に梨山から大禹嶺にかけての茶産地で非常によく見られます。というのも、かつてこれらの地域の茶園には正式な地名や農園名がないことが多く、お茶業界では道路のキロ程を産地の目印として使ってきたからです。

例えば、「大禹嶺105K」は中横公路の105キロ地点にある茶園で採れたお茶を、「碧緑渓90K」は約90キロ地点にある茶園で採れたお茶を表しています。

なぜ「大禹嶺90K」「梨山90K」といった混用があるのか?

中横公路の90K付近にある茶園は、「大禹嶺90K」と呼ばれることもあれば、「梨山90K」と呼ばれることもありますが、実際にはどちらも同じ場所を指しています。茶商があえて「大禹嶺」と呼ぶのは、「大禹嶺茶」というブランドの方が市場での訴求力が高く、高値で売れるという理由が大きいからです。実は、90K付近のエリアは伝統的な大禹嶺茶区とはみなされていません。

写真はすでに開墾(撤去)された大禹嶺105Kの茶園。当時は600 gあたりNT$12,000の値がついていました。

「K数が高いほど品質が良い」?それはよくある誤解です

多くのお茶初心者の方が、「K数」をお茶の等級や品質を表すものだと思い込み、K数が高いほど高級だと考えがちです。しかし、それは間違いです。

K数が反映しているのは走行距離だけでなく、標高の高さでもあります。中部横貫公路は梨山から上り坂が続き、碧緑渓、大禹嶺を通り、最終的に武嶺に近づくにつれて、標高も高くなっていきます。そのため、K数が大きくなるほど茶園の標高も高くなるのが一般的で、高標高の茶産地のお茶は市場価格も総じて高くなります。

例えば、梨山の70K台のお茶の市場価格はNT$4,000以下がほとんどですが、大禹嶺の100K以上のお茶の価格はNT$8,000〜NT$12,000の間となります。つまり、価格の違いは標高、収穫量、希少性を反映したものであり、必ずしも品質が優れているとは限りません。お茶の実際の品質は、茶園の管理、天候、製茶の技術を見極める必要があります。

Kの意味を理解すれば、お茶を飲むのがもっと楽しくなる

要するに、お茶における「K」は品質の指標ではなく、道路のキロメートルポストを表すものであり、そのお茶が特定のキロ数付近の茶園で採れたことを意味します。この命名方式は中部横貫公路の梨山から大禹嶺エリアにかけて多く見られ、時には台14線や力行産業道路の茶産地でも使われます。今度「100K」「90K」と表示されたお茶を見かけたら、どういう意味かわかりますね。おめでとうございます!——これであなたも高山茶の目利きレベルです!

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