台湾・新北市にある三峽は、同治年間からお茶の栽培が始まった、新北市では坪林や石碇に次ぐ茶産地です。台湾龍井茶と台湾碧螺春緑茶で最もよく知られており、そのほか少量の包種茶や東方美人茶も生産されています。
三峽では同治年間から茶の栽培が始まり、日本統治時代には茶樹の栽培面積がますます増加しました。日本政府による強力な奨励もあり、三峽のお茶は島内全域に名を知られるようになりました。戦後、中国の龍井茶や碧螺春緑茶の製法が徐々に導入され、台湾固有の品種である青心柑仔茶樹を用い、気候条件に合わせて改良を重ねて発表されると大きな人気を集めました。現在では龍井茶と碧螺春緑茶が三峽を代表する農産物となっています。今日、台湾の三峽茶区の栽培面積は約980ヘクタールで、茶樹の品種は青心柑種が大部分を占め、主に龍井茶の製造に使われ三峽茶全体の約7割を占めています。そのほか、青心烏龍や青心大冇もあり、碧螺春緑茶、包種茶、東方美人茶の製造に用いられています。