まずは誤解を解いておきたいのですが、多くの茶愛好家の皆さんはお茶屋さんから「うちのお茶は素晴らしくて貴重で、春茶と冬茶しか摘まない。秋茶は品質が良くないから摘まない」という話を聞いたことがあるかもしれません。店長からはっきり言いますが、「高山の秋茶が悪いわけがありません」。茶園の管理さえしっかりしていれば、高山の秋茶は春茶や冬茶に引けを取らないことだってあるんです!
重要な理由の一つとして、高山の環境は平地とは違います。平地では7月の昼間の気温が40度に迫りますが、高山では夜間の気温が12〜14度(図2:車の外気温度計の表示です)、昼間の最高でも20〜22度(図3)ほどです。ここは茶樹にとって最も心地よい環境であり、そこで育ったお茶が美味しくないわけがありません。ですから、「高山の秋茶は美味しくない」という言い方はもう信じないでくださいね。