台湾茶について

茶葉の揉捻(じゅうねん)

茶葉の殺菁(加熱処理)が終わって発酵が止まったら、次は「揉捻(じゅうねん)」という工程に入ります。揉捻は非常に重要なプロセスであり、主な目的は茶葉の細胞を破壊して内部の茶汁を染み出させるとともに、茶葉をより状(よりじょう:撚られた状態)にカールさせることで、次の布帛による包揉(ほうじゅう)工程をスムーズに行えるようにすることです。 茶葉の揉捻は強すぎても弱すぎてもいけません。茶汁を適度に搾り出して表面にまとわせるのがベストで、こうすることで淹れやすくなり、味わいも良くなります。力が弱すぎるとお茶の旨味が十分に引き出されず、形がしっかりした包揉を行うのも難しくなります。逆に強すぎると、茶汁が外側に漏れ出しすぎて内部に戻らなくなり、味わいのないお茶になってしまいます。 /*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 揉捻機 昔の茶葉の揉捻は、まるでパン生地をこねるように人の手で行われていました。現在では多くの場合、揉捻機が使用されています。これにより生産スピードが上がるだけでなく、茶葉の品質もより安定します。 茶葉の揉捻が終わったら、次は布に包んで丸める包揉(包種茶の場合は包揉不要)、または乾燥の工程に進みます。 茶摘みプロセス 茶葉の萎凋 茶葉の殺菁 茶葉の揉捻 茶葉の包揉 茶葉の乾燥 茎の選別 茶葉の焙煎

お茶の発酵プロセス

お茶の発酵とは、カテキンの酸化を総称し、不飽和脂肪酸やアミノ酸の酸化分解を引き起こすことで、お茶特有の香りや甘みを生み出す工程です。お茶の発酵プロセスは摘採直後から始まりますが、摘みたての茶葉は水分が多すぎるため、製茶職人はまず日光萎凋を行い、その後室内の萎凋と攪拌(かくはん)を経て、茶葉の品種ごとに最も適した発酵状態へと仕上げていきます。 発酵の度合いはお茶の種類を決定づけます。一般的には発酵度によって緑茶、烏龍茶、紅茶に分けられます。緑茶は不発酵茶、烏龍茶は半発酵茶、紅茶は完全発酵茶です。発酵が進むほど、お茶の色味は赤みを帯びます。発酵が少ないほどお茶本来の風味に近く、逆に発酵が進むほど本来の味わいからは離れていきます。 /*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 化学変化(行政院農業委員会茶業改良場普及センター/阮逸明) タンパク質が分解されてアミノ酸が生成されます。これは他の化学反応の基質となり、お茶の香り、味わい、水色(すいしょく)の形成に関わります。 糖類がエネルギー源として消費され、その他の生化学反応を促し、色・香り・味に関わる成分を作り出します。 有機酸の含有量が増加し、お茶の水色や味わい、口当たりに影響を与えます。 ポリフェノールオキシダーゼ(酸化酵素)の活性が高まり、茶葉の発酵作用の進行を促進します。 クロロフィル(葉緑素)が分解・破壊され、茶葉の仕上がりの色沢に影響します。 揮発性成分が生成され、お茶の香りの主な源の一つとなります。 カテキン類が酸化縮合してテアフラビンやテアルビジンが生成され、お茶の水色や味わいの形成に関与します。 烏龍茶の製造における発酵プロセス 摘採後、日光萎凋を行い、茶葉の水分を減らします。これにより細胞膜の半透性が失われ、細胞膜で隔てられていた成分が細胞質内に滲み出し、互いに接触して酵素の触媒作用により化学変化が始まります。 日光萎凋の後は室内萎凋を行い、静置して発酵プロセスを継続させます。攪拌によって最適な発酵度合いに調整し、それぞれのお茶に最も適した香りや味わいを作り出します。発酵度が高いお茶ほど、長めに攪拌を行います。 茶摘みプロセス 茶葉の萎凋 茶葉の殺青(炒葉) 茶葉の揉捻 布包みによる茶葉の揉み込み 茶葉の乾燥 茶の茎の選別 茶葉の焙煎・火入れ

台湾手摘み茶の製造コスト

お茶の生産コストには、土地代、管理費、茶摘み(収穫)費用、製造費、販売費などが含まれます。市場では600 gあたり500〜600元で「台湾産手摘み茶」と謳う商品を見かけますが、茶葉の製造コストから考えると、これはあまり割に合いません。本日はまず茶葉の収穫コストをご紹介し、台湾産手摘み茶の適正価格について消費者のみなさまに計算していただければと思います。 /*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 茶葉の収穫コスト 茶葉の収穫コストには、人件費、宿泊・食事代、交通費、運送費などが含まれます。そのうち茶摘みスタッフの賃金は閑散期と繁忙期によって異なり、日給制と出来高制(重量制)の2種類があります。日給制の場合、だいたいNT$1,500〜NT$2,000ほどです。出来高制の場合は生葉600 gあたり50〜70元となります。経験豊富な茶摘みスタッフであれば、1日に約18〜24 kg(30〜40斤)の生葉を摘み取ることができます。 烏龍茶の場合、約4.5 kgの生葉から600 g(一斤)の荒茶(毛茶)を作ることができます。生葉が600 gあたり60元だとすると、価格は約270元になります。日給制で計算する場合、日給NT$2,000のスタッフが21 kg(35斤)を収穫すると、生葉600 gあたりのコストは58元、総コストは260元となります。上記は平地で栽培された茶葉での計算であり、高山茶となればさらにコストが高くなります。 茶葉の製造コスト 収穫した後は、製茶師に依頼して烏龍茶に仕上げてもらいます。製茶師には、茶葉を炒る炒青師や、茶葉を揉み込む揉捻師などがおり、600 gの茶葉を作る平均コストは約200元です。 人件費のほかにも、製茶工場の水道代、電気代、ガス代がかかりますが、これらは600 gあたり50元として計算します。 その他のコスト 収穫と製造のほかにも、普段の茶畑の管理、肥料、農薬にも費用がかかります。その中で最も大きな割合を占めるのが肥料代で、現在1袋18 kg(30斤)の肥料が700元、1甲(約0.97ヘクタール)の土地で1回あたり130袋が必要になります。これらは600 gあたり100元として計算します。 このほかに土地の賃貸料、パッケージや配送などの費用もありますが、これらは計算から除外しています。

お茶の焙煎(焙火)について

お茶は荒茶として作られた後、保存性を高めたり風味を引き出したりするために、さらに「焙煎(焙火)」と呼ばれる工程をくわえることがあります。お茶を焙煎する原理は、熱を加えることで茶葉に変化を起こし、水分や青臭さを飛ばして、お茶の味わいをガラリと変えることにあります。 焙煎の度合いによって、お茶は「ノンロースト(生茶)」、「ライト〜ミディアムロースト(半発酵・半熟成)」、「ヘビーロースト(熟茶)」に分けられます。一般的に、生茶に近いほどすっきりと爽やかで、お茶本来の風味をしっかりと感じられます。逆に焙煎が強くなるほど、まろやかでコクが増し、何煎も楽しむことができます。 昔の伝統的な半球型の包種茶(いわゆる烏龍茶)は、保存しやすく、いつでも変わらない味を保つために、中〜強火でしっかりと焙煎するのが一般的でした。しかし近年は、高山茶や清香型の包種茶が人気を集めており、製造の際は軽めの焙煎に仕上げることがほとんどです。標高1600メートル以上の高山茶においては、本来の「高山らしさ」をより楽しむため、あえて焙煎を行わない製法が主流となっています。 一方、低標高の茶産地では、凍頂烏龍茶、包種茶、東方美人茶など、中〜軽めの焙煎がよく用いられます。お茶の市場は生茶へとシフトしつつありますが、しっかりと焙煎されたお茶にも根強い需要があるため、鹿谷や竹山では今でも重焙煎のお茶が作られ続けています。 お茶の種類 焙煎度合 台湾龍井茶 0 台湾碧螺春 0 包種茶 軽め 高山茶 なし〜軽め 烏龍茶 軽め〜強めまで多様 鉄観音 軽め〜強めまで多様 東方美人茶 軽め〜強め 蜜香紅茶 軽~重 日月潭紅茶 軽~重 茶摘み工程 茶の萎凋 茶の殺青 茶葉の揉捻 布包揉捻 茶葉の乾燥 茎取り 茶葉の焙煎

台湾紅茶の種類と産地

台湾の紅茶には主に「蜜香紅茶」と「日月潭紅茶」の2種類があります。蜜香紅茶の産地は花蓮、新北市、南投に分かれており、日月潭紅茶は南投の日月潭周辺で生産されています。茶樹の品種は、蜜香紅茶が青心烏龍、台茶12号金萱、日月潭紅茶がアッサム、台茶18号紅玉です。 /*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} 台湾紅茶のご紹介 台湾ではかつて茶葉の輸出が中心であり、中でも紅茶が最も人気を集め、生産量は全茶葉の半分以上を占めていました。その後、輸出の減少とともに生産量も減りましたが、日月潭紅茶と蜜香紅茶の2種類の台湾紅茶は今なお非常に人気があります。台湾紅茶の中では、蜜香紅茶の方が産地が広く、生産量も多くなっています。一方の日月潭紅茶は、伝統的な紅茶産地に位置しているため品質が安定しており、観光客から大変愛されています。 台湾紅茶の産地と品種 日月潭紅茶:主に南投県魚池郷、日月潭風景区の周辺で生産されています。主要な茶樹はアッサムの大葉種ですが、近年は台茶18号紅玉の普及に力を入れており、現在では現地で最も生産量が多く、人気の高い品種となっています。 蜜香紅茶:台湾の花蓮、新北市坪林、南投、台中、嘉義で生産されています。主要な茶樹は青心烏龍、台茶12号金萱、台茶13号翠玉、四季春茶です。日月潭紅茶との大きな違いは、蜜香紅茶はウンカ(チャノキイロアザミウマなどの害虫)による食害を受ける必要がある点です。ウンカにかじられることで、自然な甘い香りが放たれるようになります。これが台湾の蜜香紅茶の最大の特長です。 ▲新北市坪林区は蜜香紅茶の重要な産地です。

台湾緑茶の産地と種類

台湾緑茶は生産量が少なく、主な産地は新北市三峡区で、種類は台湾龍井茶と台湾碧螺春茶があります。中国の緑茶とは異なり、台湾緑茶の品種は主に「青心柑種」を使用しており、その独特な風味は中国の龍井や碧螺春とは大きく異なります。これが台湾緑茶と中国緑茶それぞれの特徴となっています。以下に台湾緑茶をご紹介します。 台湾三峡碧螺春緑茶:台湾で最も生産量が多い緑茶の種類です。主な産地は新北市三峡区で、おもな茶樹の品種は青心柑種ですが、少量の青心烏龍や台茶12号も使用されています。外観は鮮やかな緑色で、産毛に覆われた新芽がはっきりと見て取れ、茶葉の乾燥状態も美しく、水色は鮮やかな緑色です。発酵させない不発酵茶であるため、すっきりと自然な味わいで、茶葉本来の爽やかな香りを最もよく楽しめます。 台湾三峡龍井茶:台湾の龍井茶は不発酵茶であり、主に新北市三峡の茶園で生産されています。おもに青心柑種の茶樹から作られ、少量の青心烏龍や台茶12号も使われています。龍井茶は発酵させず、萎凋(いちょう)もしないため、平らな形にプレスされて非常に美しい仕上がりになります。清明節の前に収穫される龍井茶は「明前龍井」と呼ばれ、最高品質とされています。外観は平らな形状で鮮やかな緑色、水色は黄緑色で、すっきりと自然な味わいが特徴です。

茶葉の乾燥

茶葉は揉捻(じゅうねん)や揉団(じゅうだん)の工程を経た後、乾燥作業に入ります。乾燥の目的は酵素の働きを不活性化させ、茶葉の発酵と酸化を完全に止めて品質を安定させることです。現在、茶葉の乾燥には大型の乾燥機が使われることが多く、2〜3回往復させて水分量を3%〜5%まで落とします。乾燥作業を終えたこの段階の茶を「毛茶(けちゃ)」と呼びます。 大型乾燥機の上で茶葉を搬送する際、同時に選別作業も行われます。古い葉や不純物、目立つ茶の茎などを取り除くことで、茶葉の品質をより均一で安定した状態にします。 毛茶まで仕上がれば茶葉の製造工程はひとまず完了となり、パッケージングを経てお客様のお手元にお届けできます。しかし、茶葉の品質をさらに高めるため、火入れ(焙煎)や選梗(茎を取り除く作業)などの後工程を加え、風味をいっそう引き立てることもあります。 茶摘みの工程 茶葉の萎凋 茶葉の殺青 茶葉の揉捻 布帛による茶葉の揉団 茶葉の乾燥 茶の茎の選別 茶葉の火入れと焙煎

茶の茎を取り除く工程(揀枝)

荒茶の中には、どうしても余分な茶の茎や老葉、雑質が含まれてしまうものです。品質にこだわる製茶師は、乾燥工程の後に「揀枝(茶の茎や不要な葉を取り除く作業)」という工程を挟みます。文字通り、多すぎる茎や老葉を取り除くことで、渋みを抑え、お茶の味わいをよりまろやかに仕上げます。 伝統的な台湾茶は一芯二葉、あるいは一芯三葉で摘採されますが、茶葉の成長速度はそれぞれ異なるため、茎の長さにもばらつきが出ます。茎の選別や揀枝を行うことで、長すぎる茎を取り除くことができます。また、この工程で老葉や混入してしまった他の落ち葉などの雑質も一緒に取り除くことができ、茶葉全体の品質を高めることにつながります。 揀枝は必ず行わなければならないわけではなく、主に高品質なお茶や機械摘みのお茶に対して行われます。機械摘みのお茶は老葉やその他の雑質も一緒に刈り取られてしまうことが多く、茎の量も増えるため、揀枝が必須の工程となります。その他にも、高品質な高山茶や品評会に出品する茶葉などは、茎を取り除くことで品質をさらに高めています。ただし、茎の選別には人件費がかかるうえ、取り除いた茎はロスになるため、揀枝を行った茶葉は単価がやや高くなります。 /*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} ▲荒茶(まだ揀枝を行っていない状態)。 ▲揀枝を終えた茶葉。 茶摘みの工程 茶の萎凋 茶の殺青(炒葉) 茶の揉捻 布包みによる揉み出し(包布揉団) 茶の乾燥 茶の茎取り(揀枝) 茶の焙煎・仕上げ

日月潭紅茶

日月潭紅茶:台湾最高峰の紅茶産地

日月潭紅茶は台湾を代表する紅茶の一つであり、南投県魚池郷の日月潭エリアで生産されています。この地域は温暖多湿で起伏に富んだ地形であり、茶樹の生育にとって理想的な環境となっています。豊かな香りとまろやかな口当たりで知られる日月潭紅茶は、台湾の十大名茶の一つに数えられています。 /*! elementor – v3.23.0 – 05-08-2024 */ .elementor-heading-title{padding:0;margin:0;line-height:1}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title[class*=elementor-size-]>a{color:inherit;font-size:inherit;line-height:inherit}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-small{font-size:15px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-medium{font-size:19px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-large{font-size:29px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xl{font-size:39px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xxl{font-size:59px} 歴史と特徴 日月潭紅茶の歴史は日本統治時代にまで遡ります。当時、インドのアッサム種(Assamica)が導入され、品種改良を経て台茶8号(アッサム)が選抜され、日月潭エリアで独自の茶樹として定着していきました。このお茶は独特の蜂蜜のような香りと豊かな果実香を持ち、明るく鮮やかな紅色の水色(すいしょく)と、コクのある味わい、そして心地よい余韻が長く続くのが特徴です。 現地の観光業の発展に伴い茶葉の品質も向上し続け、日月潭紅茶の知名度と人気は大きく高まりました。1999年には台茶18号(紅玉)が開発され、その濃厚な味わいと香りから発表後わずか数年で日月潭の主要な茶樹品種となり、日月潭紅茶の栽培ブームを牽引しました。現在、日月潭紅茶の品種の中で台茶18号が半分以上を占めています。台茶8号や18号のほか、近年では台湾原産の山茶、台茶21号、台茶25号などの品種も加わり、日月潭紅茶にさらに多様な風味をもたらしています。 製法 日月潭紅茶の製造工程は、摘採、萎凋(いちょう)、揉捻(じゅうねん)、発酵、乾燥を経て行われます。まず茶樹の芯芽と一、二枚の若葉を摘み取り、萎凋の後に揉捻を行い、茶葉の細胞を壊して香りを引き出します。次に発酵のプロセスへと進みますが、この工程がお茶の水色の美しさと風味を左右する重要なカギとなります。最後に乾燥させて荒茶となり、特有の香りと味わいを備えた仕上がりとなります。 美味しい淹れ方 日月潭紅茶を淹れる際は、90°C〜95°Cのお湯を使用し、水150mlに対して茶葉3gの割合がおすすめです。抽出時間は3〜5分ほどで、お好みの濃さに合わせて調整してください。ストレートはもちろん、ミルクや砂糖を加えてもそれぞれの個性が楽しめます。

蜜香紅茶:ウンカに噛まれて生まれる紅茶

蜜香紅茶は台湾で生産されており、主な産地は新北市、花蓮、南投、嘉義などで、完全発酵の紅茶に分類されます。最大の特徴はウンカ(虫)に噛まれることであり、お茶は甘みと熟した蜂蜜のような香りをまといます。旬の時期は7月から9月にかけてで、近年台湾で新しく注目を集めているお茶です。 /*! elementor – v3.23.0 – 05-08-2024 */ .elementor-heading-title{padding:0;margin:0;line-height:1}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title[class*=elementor-size-]>a{color:inherit;font-size:inherit;line-height:inherit}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-small{font-size:15px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-medium{font-size:19px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-large{font-size:29px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xl{font-size:39px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xxl{font-size:59px} 蜜香紅茶:ウンカに噛まれる必要がある紅茶 蜜香紅茶は東方美人茶とよく似ており、どちらもウンカに噛まれることであの独特な蜂蜜のような香りを放ちます。東方美人茶との違いは、東方美人茶が半発酵茶で発酵度が約70%であるのに対し、蜜香紅茶は完全発酵茶である点です。東方美人茶の旬が5月、6月であるのに対し、蜜香紅茶は7月から9月にかけて収穫されます。蜜香紅茶の特徴は、熟した蜂蜜のような香り、ウンカによる食害を経て作られる点、そしてまろやかで甘い味わいにあります。 蜜香紅茶の美味しい淹れ方 ホットでもアイスでもお楽しみいただけます。ホットの場合、お湯の温度は90〜95度にし、水は山水やミネラルウォーターを使うのがベストですが、なければ水道水でも構いません。茶器は特に問いません。2分ほど抽出すればお飲みいただけます。2煎目以降は40秒ずつ時間を延ばすと、約5煎ほどお楽しみいただけます。 水出し(冷泡)は近年人気の蜜香紅茶の楽しみ方で、オフィスワーカーや外出の多い方にも大変おすすめです。持ち運びやすい水筒やボトルがあれば十分です。水出しは抽出に時間がかかるため、茶葉の量は少なめで大丈夫です。750mlのペットボトルであれば、茶葉はたった6〜8枚ほどで十分です。夜のうちに茶葉をペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やし、翌日仕事場へ持っていけば、夏の水分補給にぴったりです。

台湾鉄観音茶

台湾鉄観音茶は台湾北部で生産される半発酵茶です。福建省にルーツを持ち、安渓鉄観音の伝統を受け継ぐ台湾鉄観音は、主に台北市木柵および新北市石門で栽培されており、その優れた品質とごくわずかな生産量から、非常に高い人気を誇っています。 台湾鉄観音の主な産地は、台北市の木柵山地と新北市石門区の2箇所です。地形や製法の制限により、生産量は多くありません。木柵と石門区の鉄観音はそれぞれ年間わずか6万kgしか生産されず、地元市場の需要すら満たせない状況です。主な茶樹の品種は鉄観音種であり、中国・安渓の鉄観音と比べると品種の変異が少ないのが特徴です。台湾では「正欉鉄観音茶」が最高品質の鉄観音とされています。 台湾鉄観音茶の淹れ方 台湾鉄観音を淹れる際の茶器は紫砂壺がベストです。茶葉の量は急須の約3分の1程度が目安です。お湯の温度は90〜95℃が最適です。1煎目は約30秒、それ以降は1煎ごとに10秒ほど時間を延ばし、6〜7煎ほどお楽しみいただけます。

台湾龍井茶

台湾龍井茶:台湾特産の緑茶

台湾龍井茶は新北市三峡区で生産される緑茶の一種です。中国の龍井茶を模して作られ、50年の歳月を経て、味わい、製法、外観のいずれにおいても中国の龍井茶とは大きく異なる進化を遂げました。 /*! elementor – v3.23.0 – 05-08-2024 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block} /*! elementor – v3.23.0 – 05-08-2024 */ .elementor-heading-title{padding:0;margin:0;line-height:1}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title[class*=elementor-size-]>a{color:inherit;font-size:inherit;line-height:inherit}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-small{font-size:15px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-medium{font-size:19px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-large{font-size:29px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xl{font-size:39px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xxl{font-size:59px} 台湾龍井茶:台湾特産の緑茶 台湾龍井はもともと西湖龍井の製法を模して作られていましたが、長年の発展を経て、現在では中国の龍井茶とは大きく異なる特徴を持っています。まず、茶樹の品種に青心柑茶や青心烏龍が使われており、中国の有性系集団品種とは異なります。また、外観についても、台湾龍井は剣形のものが多いのに対し、中国の龍井は平らな片形をしています。 美味しい淹れ方 台湾龍井茶は緑茶に分類されるため、烏龍茶とは淹れ方が異なります。お湯の温度が高すぎると、茶葉の成分が壊れて苦味や渋みが出てしまうため注意が必要です。最適な温度は75〜80度で、淹れる際は茶葉に直接お湯をかけず、急須のフチに沿わせて注ぎ入れてください。茶葉の量は比率1:50(100mlの急須に対して茶葉2グラム)が目安です。1煎目は2分抽出し、2煎目以降は1分ずつ時間を延ばしていきます。およそ3〜4煎ほどお楽しみいただけます。

台湾茶葉産地標高マップ

/*! elementor – v3.7.8 – 02-10-2022 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}

冬片

冬片仔茶とは?どこで買える?

ネットユーザーからの質問:外国人の友人に冬片仔茶を名指しでリクエストされたのですが、近所のお茶屋さんを回ってもどこにも置いていません。一体どんなお茶で、産地はどこなのでしょうか?通常の冬茶とはどう違うのか、そしてどこで買えるのか教えてください。 冬片仔茶:冬茶の収穫後に再び成長したお茶 廖長興茶業:「冬片仔茶(ドンピェンツァイチャ)」とは、冬片茶の台湾語(閩南語)読みです。ここ数年で比較的身近になったお茶の種類ですが、一般的な烏龍茶と比べて、産地や品種、製法は同じであるものの、暖冬の年にしか生産されないという特別な特徴があるため、市場に出回る数は多くありません。 冬片仔茶とは、主に冬茶を収穫した後に、再び芽吹いて成長したお茶のことを指します。通常の冬茶の収穫が終わると、茶樹は成長を止め、春の訪れを静かに待ちます。しかし、暖冬の影響で茶樹が春が来たと勘違いしてしまい、再び新芽を出してしまうのです。これが「冬片仔」と呼ばれる所以です。 かつては生産量が少なく、茶農家が自分たちで楽しむことがほとんどで、市場に出回ることは滅多にありませんでした。しかし近年は暖冬が続き、さらに四季春や金萱といった芽吹きやすい品種の栽培面積が増えたことで、冬片仔茶が市場に姿を現すようになりました。 同じ冬に育つお茶ではありますが、冬片仔茶の味わいは通常の冬茶とは大きく異なります。冬片仔茶は高山茶の味に似ていると言われることがあります。なぜなら、こちらも成長期の気温が低く育つスピードが緩やかであるため、苦渋みが少ないからです。暖冬のおかげで、平地で採れるお茶でありながら高山茶のような風味を楽しむことができる、まさに農家にとって「災い転じて福となす」お茶と言えます。 冬片仔茶の産地 気候さえ許せば、冬片茶は台湾各地で生産されています。標高のやや低い鹿谷郷や名間郷でも近年生産が行われています。その中でも特に有名なのが、名間郷の冬片仔茶です。ここでは冬片仔茶専門の茶畑があり、四季春という品種を用い、特別な摘採工程を経ているため、ほぼ毎年冬片仔茶が生産されています。 産地で直接購入したい場合は、台湾の2大冬片仔茶の産地である鹿谷郷や名間郷を訪れて尋ねてみるのもよいでしょう。また、廖長興茶業でもご購入いただけます。ご自宅への配送や代金引換にも対応しており、大変便利です。 冬片仔茶 FAQ 冬片仔とはどんなお茶ですか? 製法は半発酵の烏龍茶に属します。「冬茶の収穫後、茶樹が冬眠に入る前にもう一度成長した茶葉」と定義されており、こうした現象は主に暖冬や低標高の茶産地で見られます。詳細は農業知識網をご覧ください。 冬片は烏龍茶ですか? 台湾では、ほとんどの冬片茶が半発酵の烏龍茶に加工されます。 産地はどこですか? 台湾各地にあります。気候が十分に暖かく、茶樹が再び芽吹く条件が揃えば生産可能です。現在は名間や竹山などの低標高の茶産地が中心ですが、高標高の茶産地でも生産されており、梨山などの高地でも見かけることがあります。 冬片茶の味わいは? ほのかな青臭さのような香りがあり、雨上がりの芝生のようだと感じる人もいれば、独特の冷涼ですっきりした風味(冷鉱味)だと言う人もいます。味わいは爽やかでまろやか、渋みが出にくいのが特徴です。 冬片茶と冬茶の違いは何ですか? 立冬の前後頃に収穫されるものを「冬茶」と呼びます。その後、茶樹は低温により休眠期に入りますが、暖冬で水分が十分に足りていると、春が来たと勘違いした茶樹が再び新芽を出します。この新芽が冬片または冬片茶と呼ばれるものです。

冬片茶の特徴

冬片茶の特徴とは?春茶や冬茶との違いは何?

お茶愛好家からのご質問:冬片茶を購入してみたいのですが、冬茶と春茶の間に生産されると聞きました。しかし、冬片茶の特徴がどのようなものか、春茶や冬茶とどう違うのか分かりません。 /*! elementor – v3.22.0 – 26-06-2024 */ .elementor-heading-title{padding:0;margin:0;line-height:1}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title[class*=elementor-size-]>a{color:inherit;font-size:inherit;line-height:inherit}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-small{font-size:15px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-medium{font-size:19px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-large{font-size:29px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xl{font-size:39px}.elementor-widget-heading .elementor-heading-title.elementor-size-xxl{font-size:59px} 冬片茶の特徴 廖長興茶業:冬片茶は「六水茶」とも呼ばれます。一般的に台湾茶は1年に5回収穫でき、5回目の収穫が冬茶になります。六水茶とは、6回目に生長する茶葉という意味であり、これが冬片茶の最大の特長である「冬の時期に生長し、収穫されること」につながっています。生長期が冬であるため、茶葉の生長が遅く、飲む際の渋みや苦みが抑えられます。 春茶と比較すると、春茶は味わいが濃厚ですが、そのぶん渋みや苦みも出やすくなります。一方、冬茶は味わいがやや淡く、冬片茶ほどの爽やかさや甘みはありません。また、冬片茶は生長期の気温が低く生長が遅いため、高山茶に食感が似ており、味わいも近いと感じる方もいます。 近年は暖冬の影響により、冬片茶の生産量が増えてきました。かつては生産量が少なく、お茶好きの間でもあまり試されなかったため、茶農家は自分たちで飲むために収穫することがほとんどでした。しかし、冬片茶の魅力が広く知られるようになると、平地のお茶であっても高山茶に劣らない「喉韻(余韻)」があることに気づかれ、市場のお茶屋さんでも徐々に冬片茶が見られるようになりました。 まだ冬片茶を味わったことがない方は、その独特な口当たりを確かめるために、ぜひ一度お試しください。竹山鎮や名間郷は、台湾の冬片茶における最大の産地です。ここで春茶、冬茶、冬片茶をそれぞれ購入し飲み比べてみると、冬片茶ならではの特徴がよく分かります。産地まで足を運ぶ時間がない場合は、廖長興茶業へお気軽にお問い合わせください。ご自宅まで宅配便でお届けいたします。

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