碧緑渓茶:一口ごとに広がる、忘れられない余韻
碧緑渓茶は、南投県仁愛郷で生産される最高級の台湾高山茶です。茶園は中部横貫公路の95km地点から99km地点の間に位置し、かつは大禹嶺茶に匹敵すると称されていました。主に軽発酵の烏龍茶に仕上げられます。 大禹嶺に並び称される碧緑渓茶 大禹嶺茶が中部横貫公路の100kmから105.5kmで生産されるのに対し、碧緑渓茶は95kmから99kmに位置しています。茶園の場所が近く気候条件も似ているため、品質はほぼ同等です。碧緑渓茶は比較的お手頃な価格であることから、大禹嶺茶の代用品として選ばれることも少なくありません。とはいえ、碧緑渓茶の小売価格も依然としてNT$4,000〜6,000 per 600 gの範囲にあります(2023年市場価格)。 もっと読む:大禹嶺茶区のご紹介 碧緑渓茶の茶園の標高は2,000〜2,200mで、華岡、大禹嶺、福壽山に次ぐ、台湾高山茶の産地でもトップクラスに位置しています。苦みが少なく甘みが際立ち、おだやかな蘭のような香りが漂うことから、お茶好きの間で大変な人気を集めています。 年々減少する茶園 大禹嶺茶と同様に、碧緑渓茶も政府による茶園の返還・回収問題に直面しています。2015年以降、茶園の面積は年々縮小しており、現在95km〜99km地点に残る茶園はわずか2カ所、シーズンの生産量も約600 kgにとどまるため、常に品薄状態が続いています。近年では、地元のお茶関係者の間で中部横貫公路の85km〜90kmの茶園も碧緑渓茶の産地として含められるようになりました。こちらの茶園は標高1,900〜2,200mで、シーズンの生産量は約6,000 kgです。しかし、このエリアの生産量をプラスしてもなお、碧緑渓茶への需要は供給を大きく上回っています。 碧緑渓茶の価格 95km〜99kmエリアの春茶・冬茶の小売価格はNT$5,000〜6,000 per 600 g、85km〜90kmエリアの小売価格はNT$4,000〜5,000 per 600 gです。秋茶は比較的お求めやすく、小売価格はNT$2,000〜3,000 per 600 gとなっています(2023年市場価格)。 廖長興茶業による碧緑渓茶葉の評価 高く評価しており、品質は間違いなくトップクラスです。恵まれた標高の高さ、良好な日当たりと向き、そして原生林に囲まれた環境のおかげで、碧緑渓茶葉の品質は最高水準に達しています。しかしながら、生産量が少なく価格も高いため、市場には偽物が横行しており、ご購入の際には十分な注意が必要です。













