霜雪茶(ソウセツチャ)・霜降茶(ソウコウチャ)・雪片茶(セッペンチャ)とはどんなお茶?黄金烏龍茶 / By 廖長興茶業 / 2026 年 9 月 29 日 「霜雪茶」「霜降茶」「雪片茶」という名前を聞いたことはあるけれど、いったどんなお茶なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか? ままるで雪の中で収穫された茶葉のような響きですが、今回はこの霜雪茶・霜降茶・雪片茶についてご紹介します。 霜雪茶/霜降茶/雪片茶とはどんなお茶? お茶のプロたちがコピーライティングで言う「霜雪茶」「霜降茶」「雪片茶」とは、標高1,500m以上の茶園で、霜や雪の気候を経験した後に摘み取られた茶葉のことを指します。実はこれらは「高山冬片」のことで、多くの茶商は「黄金烏龍茶」という別の名前でも呼んでいます。 霜雪茶、霜降茶、雪片茶の主な収穫時期は12月または1月で、通常は軽発酵の烏龍茶に仕上げられます。収穫期の気温が低いため、これらの茶葉は水色が黄金色で、苦渋みが少なく、フローラルな香りがするという利点があります。 霜雪茶・霜降茶・雪片茶のデメリット これらの茶葉はとても貴重で特別であるかのように聞こえますが、実は大きなデメリットもあります。標高1,500m以上の高山は寒さが厳しく、11月以降になると気温が低すぎて茶葉の生長が難しくなります。たとえ生長しても、低温に遭うと急速に老化してしまいます。老化が進んだ茶葉は独特の華やかな香りを発するものの、味わいが薄くなり、何煎も淹れられず、お茶本来のコクや質感が失われてしまうのです。 茶葉のコクと芳香を同時に兼ね備えた本当の高山烏龍茶は、「暖冬」の時にしか生まれません。12月や1月に高山の気温が18度以上を保ち、適度な低温のなかで収穫されてこそ、豊かな香りと確かな茶の質を両立させることができます。しかし、そうした条件は非常に稀であるため、大部分の霜雪茶、霜降茶、雪片茶はそれほど品質が高くありません。 はっきり言って、霜雪茶、霜降茶、雪片茶とは高山冬片にほかなりません。確かに爽やかな花の香りは楽しめますが、冬は茶樹の生長に適さないため、12月や1月に良質な高山冬片に出合えるチャンスは決して多くありません。多くの茶葉は老化によってコクが不足しており、香りだけで味わいが感じられません。お茶好きの皆様がもし試してみたいと思われるなら、必ず事前に試飲してから購入することをおすすめします。 備考:霜降茶は、二十四節気の「霜降」(10月23日前後)に収穫される茶葉を指す場合もあります。この霜降茶は秋茶の一種とされています。 関連記事: 黄金烏龍茶とはどんなお茶?霜雪茶・霜降茶・雪片茶とはどんなお茶?霜雪茶にカフェインはある?眠れなくなる心配のないお茶?