金萱茶は烏龍茶?品種に対するよくある誤解

「金萱茶は烏龍茶ですか?」手頃な価格と豊かな香りが特徴の金萱茶は、お茶初心者の方によく選ばれる入門茶です。市場に出回る金萱茶の80%が烏龍茶であるため、「金萱茶=烏龍茶」と誤解されがちですが、これは茶の品種と製法に対する誤解から生じるものです。

金萱茶は烏龍茶ですか

金萱茶は烏龍茶?金萱の品種と製造工程を解説

金萱茶は「茶樹の品種」であり、台湾茶業改良場が1981年に開発した改良品種です。どのような品種の茶葉であっても、異なる「製茶工程」によって烏龍茶、紅茶、緑茶のいずれにも仕上げることができます。

金萱烏龍茶

金萱茶の収穫後、発酵させずにすぐに殺青(加熱処理)を行う場合は「緑茶の製法」となり、できあがるお茶は金萱緑茶になります。重度まで発酵させて殺青を行わない場合は「紅茶の製法」となり、作られるのは金萱紅茶です。また、部分発酵を経てから殺青を行う場合は「烏龍茶の製法」となり、仕上がるのは金萱烏龍茶です(上の写真は金萱烏龍茶です)。

金萱茶は烏龍茶ですか

台湾の金萱茶の多くは部分発酵の製法で作られており、烏龍茶のカテゴリーに属することから、初心者の方は「金萱茶=烏龍茶」と誤解しがちですが、それは正確ではありません。紅茶や緑茶にすることもできるためです。金萱茶は烏龍茶と深いかかわりがありますが、烏龍茶の代名詞と単純にみなすことはできません。

お買い物カゴ