台茶12号とはどのような品種の茶ですか?

台茶12号は、よく知られる金萱茶のことです。台湾茶業改良場によって育成された品種で、1982年に命名委員会により正式に「台茶12号」と命名されました。台湾で2番目に生産量の多い茶樹の品種です。

台茶12号(金萱茶)とはどのような品種の茶ですか?

台茶12号の由来

台茶12号は台湾茶業改良場で誕生しました。「硬枝紅心」と「台農8号」を交配・育成したもので、当時の場長であった呉振鐸氏が祖母の名前である「金萱」と名付け、その後委員会により正式に「台茶12号」と命名されました。育種番号が2027であることから、「27仔(アールナナタイ)」とも呼ばれています。

台茶12号の茶樹の特性

樹勢は横張型で、枝葉の広がりが強く、葉は楕円形で厚みがあり、光沢のある鮮やかな緑色をしています。新芽はうっすらと紫色を帯び、芽の密度が非常に高いのが特徴です。樹勢は強健で耐病性に優れており、枝枯病、干ばつ、湿害、寒冷気候に対する耐性が非常に高いです。青心烏龍に比べて収穫量が20~50%ほど多く、1年に最大7回まで収穫できます。

包種茶や烏龍茶に適しており、軽やかな香りと甘い花の香りが漂います。欠点としては、茶の味わいの繊細さが青心烏龍におよびず、後味の甘み(回甘)がやや劣る点が挙げられます。

台茶12号(金萱茶)とはどのような品種の茶ですか?

台茶12号の産地

台湾では南から北まで、平地から高山に至るまで栽培されており、青心烏龍に次ぐ主要な茶樹の品種です。中国大陸、ベトナム、インドネシアなどへも移植されています。台湾国内では中低標高(1000m以下)での栽培が比較的多く見られます。収穫量が多く機械摘みにも適しているため、多収量・低コストという強みを活かし、台湾で最も人気の高いタピオカミルクティーなどのドリンクスタンドのベース茶となっています。

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